皐月(サツキ)はツツジ科ツツジ属の半常緑低木である。
本州の関東地方南部から九州にかけて分布し、山地の河川沿いの岩肌などに生える。
また、庭木や盆栽とされる。
和名の由来は、旧暦の五月(皐月)に花を開くということからきている。
樹高は10~100センチくらいである。
幹は這う性質が強い。
葉は披針形ないし幅の広い披針形で、枝先に数枚が集まって互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質で分厚い。
開花時期は6~7月である。
枝先に朱赤色の花を1~2輪つける。
花径は3~5センチくらいである。
花冠は漏斗形で、先が5つに裂ける。
雄しべは5本である。
多くの園芸品種が作出されている。
俳句の季語は夏である。
写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Rhododendron indicum
★地に近く隠れるように皐月咲く
濡れた地肌を欲すがごとく
花図鑑
by sikino-hana
| 2009-06-27 07:04
| 夏の花
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