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アッツ桜(アッツザクラ)

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アッツ桜(アッツザクラ)はコキンバイザサ科ロードヒポキシス属の多年草である。
1属1種である。
ヒガンバナ科に分類される場合もある。
原産地は南アフリカである。
レント王国にある高山ドラケンスベルクに咲く花である。
日本へ渡来したのは大正時代である。
アッツの名があるのでアリューシャン列島のアッツ島を連想するが、直接の関係はない。
また、桜の仲間でもない。
この名前は、まだアッツ島日本軍守備隊玉砕の記憶も生々しいころに、山野草の店が「アッツ桜」という名前で売り出したのが始まりだそうである。
草丈は10~15センチくらいである。
茎は細く、白い毛が生えている。
根際から生える葉は細長い線形で葉脈があり、やはり白い毛が生える。
開花時期は4~6月くらいである。
花径は2~3センチである。
花被片は6枚で、3枚ずつ2段になっている。
花の色は白、ピンク、赤紫色などがある。
属名のロードヒポキシスの名でも流通している。
写真は3月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Rhodohypoxis baurii



★可憐なる花を次々咲かせたる
 アッツ桜の季節訪れ

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by sikino-hana | 2009-03-17 06:00 | 春の花
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