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黄花節分草(キバナセツブンソウ)

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黄花節分草(キバナセツブンソウ)はキンポウゲ科セツブンソウ属の多年草である。
原産地はヨーロッパで、地中海沿岸の東部に分布する。
草丈は5~15センチくらいである。
根際から生える葉は手のひら状に深く裂ける。
開花時期は2~3月である。
葉の展開に先立って花をつける。
黄色い花が茎先につく。
花びらのように見えるのは萼片である。
なお、同属にはもう一種南ヨーロッパに分布する大花黄花節分草(オオバナキバナセツブンソウ:Eranthis hyemalis)がある。
また、この両者の交雑種もあり、西洋節分草(セイヨウセツブンソウ:Eranthis × tubergenii)と呼ばれている。
園芸店ではこの交雑種も「黄花節分草」として売られているということなので、写真の花がどれにあたるかははっきりしない。
根にはアコニチンという有毒物質を含み、嘔吐、頭痛、麻痺などの中毒症状をひきおこす。
写真は3月に川口市立グリーンセンターの山野草展で撮った。
学名:Eranthis cilicica


★複雑な構図に少しためらうが
 きれいに咲いて花は花なり

黄花節分草(キバナセツブンソウ)_d0125765_913268.jpg

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by sikino-hana | 2009-03-07 09:14 | 春の花
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