人気ブログランキング | 話題のタグを見る
<< 三友花(サンユウカ) ベンガル矢筈葛(ベンガルヤハズ... >>

ソーセージの木(ソーセージノキ)

ソーセージの木(ソーセージノキ)_d0125765_66956.jpg

ソーセージの木はノウゼンカズラ科ソーセージノキ属の落葉高木である。
原産地は西アフリカである。
英名をソーセージツリー(Sausage tree)といい、和名はその直訳である。
樹高は10~15メートルくらいである。
葉は奇数羽状複葉で、長さは30センチくらいある。
鳥の羽のように左右に小葉が何対か並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される。
花は筒形で、外側が緑を帯びた白、内側は濃い紅色である。
夜咲いて朝には落下するので、なかなか見られないという。
花には悪臭がある。
夜咲くのは、蝙蝠(コウモリ)や蛾(ガ)に花粉を運んでもらうためである。
花の後にできる実がソーセージを思わせる。
実は長さが30~60センチくらいある。
中には種子が詰まっていて、数か月ぶら下がっている。
毒性があるために食用にはならない。
梅毒やリウマチの治療薬になるなど、薬用として利用されている。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯ドリームセンターで撮った。
学名:Kigelia pinnata


★熱帯が育む樹にはミラクルが
 秘められているソーセージの木

ソーセージの木(ソーセージノキ)_d0125765_663026.jpg

花図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
by sikino-hana | 2009-02-01 06:06 | 果実
<< 三友花(サンユウカ) ベンガル矢筈葛(ベンガルヤハズ... >>