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錦木(ニシキギ)

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錦木(ニシキギ)はニシキギ科ニシキギ属の落葉低木である。
北海道から九州にかけて分布し、山野に普通に生える。
樹高は1~3メートルくらいである。
枝にはコルク質の翼(よく)がつく。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉先が尖り、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
真っ赤に紅葉する姿が美しく、庭木ともされる。
開花時期は4~6月である。
淡緑色をして目立たない黄緑色をした4弁の小花をつける。
果実の成熟期は10月である。
果実が熟して割れ、赤い皮のある種子を現す。
名の由来は、秋の美しい紅葉の様を錦に見立てたものである。
俳句では「錦木」「錦木紅葉」が秋の季語、「錦木の花」が夏の季語である。
花の写真は5月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
実の写真は10月に軽井沢町植物園で撮った。
紅葉の写真は11月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Euonymus alatus


★透き通る紅に思わず振り向けば
 錦木の葉は燃えるごとくに

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by sikino-hana | 2008-12-14 10:17 | 紅葉・黄葉
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