大葉血止め(オオバチドメ)はセリ科チドメグサ属の多年草である。
本州の関東地方から九州にかけて分布し、山地の湿った林の中に生える。
草丈は5~10センチくらいである。
茎は地面を這い、節から花茎を斜めに立ち上げる。
葉は円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁は手のひら状に浅く切れ込む。
葉の表面には毛が生える。
開花時期は7~10月くらいである。
葉の脇から球状をした複数の散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、緑白色の小さな花をたくさんつける。
花弁は5枚である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Hydrocotyle javanica
★小さくて見落としそうな草だけど
足を止めれば一つの世界
花図鑑
by sikino-hana
| 2008-11-11 06:15
| 秋の花
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