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小藪蘭(コヤブラン)

小藪蘭(コヤブラン)_d0125765_623386.jpg

小藪蘭(コヤブラン)はユリ科ヤブラン属の多年草である。
本州の中部地方から沖縄にかけて分布し、山野の林の中などに生える。
海外では中国大陸にも分布している。
別名を琉球藪蘭(リュウキュウヤブラン)ともいう。
草丈は30~50センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
藪蘭(ヤブラン)に比べて葉は細い。
また、本種の場合は地下茎を伸ばして広がり、群落をつくる点が異なる。
開花時期は7~9月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い紫色の花をやや疎らにつける。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Liriope spicata


★びっしりと縁取るように陣地取り
 点々と咲く小藪蘭の花

小藪蘭(コヤブラン)_d0125765_6232263.jpg

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by sikino-hana | 2008-09-30 06:24 | 秋の花
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