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細葉の木曽千鳥(ホソバノキソチドリ)

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細葉の木曽千鳥(ホソバノキソチドリ)はラン科ツレサギソウ属の多年草である。
北方領土を含む北海道から本州の中部地方にかけて分布し、亜高山や高山の草地や湿地などに生える。
海外では、カムチャツカ半島などにも分布する。
草丈は20~40センチくらいである。
茎は直立をする。
葉は細長い楕円形で、茎の下部に1枚がつく。
茎の中部には鱗片状の葉が2~3枚つく。
開花時期は7~8月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い黄緑色の花を10~20輪くらいつける。
側花弁と背萼片は兜状になっている。
側萼片は反り返る。
唇弁は舌状である。
距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)は細長く、前方に曲がる。
写真は7月に岩手県の八幡平で撮った。
学名:Platanthera tipuloides


★よく見れば区別もつくがそれよりも
 緑の色でつい見落とすよ

細葉の木曽千鳥(ホソバノキソチドリ)_d0125765_616381.jpg

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by sikino-hana | 2008-07-31 06:17 | 夏の花
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