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オランダ吾亦紅(オランダワレモコウ)

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オランダ吾亦紅(オランダワレモコウ)はバラ科ワレモコウ属の多年草である。
原産地は北アフリカ、南ヨーロッパから西アジアにかけてで、乾燥した地域に生える。
英名はサラダバーネット(salad burnet)である。
バーネットは吾亦紅(ワレモコウ)を指す言葉である。
葉には「胡瓜」のような香りがあり、若葉は食用とされる。
草丈は30~70センチくらいである。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉は円心形で、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5~7月くらいである。
花茎を伸ばして吾亦紅(ワレモコウ)に似た穂状の花をつける。
写真は5月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Sanguisorba minor


★花の穂は平凡だけど葉の形
 変わっているよ色も鮮やか

オランダ吾亦紅(オランダワレモコウ)_d0125765_5565722.jpg

花図鑑
by sikino-hana | 2008-05-15 05:57 | 夏の花
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