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ヘレボルス・オリエンタリス

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ヘレボルス・オリエンタリスはキンポウゲ科ヘレボルス属の常緑多年草である。
属名の片仮名表記は「ヘレボラス」とするものもある。
ヘレボルス属の原種は20種くらいある。
本種もその1つである。
なお、英名のクリスマスローズ(Christmas rose)をこの種全体の名称に充てることもあるが、正確には白花のニゲル種(Helleborus niger)を指す言葉である。
本種の英名はレンテンローズ(lenten rose)である。
レンテンはキリスト教でいう「四旬節の」という意味で、開花時期がそのころになる。
原産地は地中海沿岸の西部地方である。
草丈は30~60センチくらいである。
根際から生える葉は鳥足状に5~11くらいに裂ける。
開花時期は2~4月くらいである。
茎先にやや褐色を帯びた黄白色の花を3~4輪下向きにつける。
花径は6センチくらいあり、花びらのように見えるのは萼片で5枚である。
花弁は退化して蜜腺状になっている。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Helleborus orientalis


★見た目にはとても渋いがじっくりと
 見ればなるほど味のある花

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花図鑑
by sikino-hana | 2008-03-02 09:28 | 春の花
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