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タヒチモンビン

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タヒチモンビン(Tahiti mombin)はウルシ科タマゴノキ属(スポンディアス属)の落葉高木である。
和名は卵の木(タマゴノキ)という。
オトギリソウ科フクギ属のキャニモモも同じ名前で呼ばれるので紛らわしい。
なお、タヒチモンビンとするのは同属に熱帯アメリカ原産のモンビン(Spondias mombin)という植物があり、それとの対比で呼ばれるもののようである。
本種の原産地はポリネシア、マレー半島である。
樹高は10~20メートルくらいになる。
葉は奇数羽状複葉で、互い違いに生える(互生)。
小葉は披針形をしている。
開花時期は7~8月である。
葉の脇から大きな円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、白い花をつける。
結実期は1~4月である。
実は偏球形で、黄色く熟する。
生食できるが、果肉には繊維が多く種子からはがれにくいので食べにくいという。
材は、ベニアや合板とされる。
英名はゴールデンアップル(Golden apple)である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯ドリームセンターで撮った。
学名:Spondias dulcis


★ゴーギャンの色とタッチを思いつつ
 手で触れてみるタヒチモンビン
タヒチモンビン_d0125765_611291.jpg

花図鑑
by sikino-hana | 2007-11-27 06:01 | 果物・野菜
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