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箆面高(ヘラオモダカ)

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箆面高(ヘラオモダカ)はオモダカ科サジオモダカ属の多年草である。
北海道から沖縄にかけて分布し、湖沼、池、川、水田などの浅いところに生える抽水植物(根が水底の土中にあって、茎や葉が水面から上に伸びている水生植物のこと)である。
海外では、朝鮮半島、中国、東南アジアなどにも分布する。
草丈は40~130センチくらいである。
葉は披針形で、つけ根の部分が次第に細くなって葉柄に続くへら形をしている。
長さは10~30センチくらいで濃い緑色をしており、艶はない。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。
開花時期は7~10月である。
葉の脇から長い花茎を立て、節で3本に枝分かれすることを繰り返して、茎先に白い3弁花をつける。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Alisma canaliculatum


★小さくてとても可愛い三弁の
 花と緑の葉が調和して
箆面高(ヘラオモダカ)_d0125765_6271352.jpg

花図鑑
by sikino-hana | 2007-09-25 06:27 | 秋の花
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