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檜葉苔(ヒバゴケ)

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檜葉苔(ヒバゴケ)はイワヒバ科イワヒバ属(セラギネラ属)の多年草である。
セラギネラ属は世界に700種くらいが分布する。
日本にも岩檜葉(イワヒバ)などが分布し、属名の和名をイワヒバ属という。
本種は、日本では小笠原諸島のみに分布する。
海外では、台湾、フィリピンにも分布する。
山地の林の中や林の縁、樹木の幹などに生えるシダ植物である。
別名を無人鞍馬苔(ムニンクラマゴケ)ともいう。
茎は地上を匍匐して伸び、疎らに枝分かれをする。
ところどころに長い楕円形をした小さな葉(側枝)を密につける。
和名の由来は、側枝の形状が檜(ヒノキ)に似ていること、「苔」のように見えることからきている。
属名の Selaginella はヒカゲノカズラの古名「Selago」の縮小形である。
種小名の boninensis は「無人島の(小笠原の)」という意味である。
写真は7月に小石川植物園で撮った。
学名:Selaginella boninensis


★その違いどこにあるやら分からぬが
 独自の進化ここにも一つ

檜葉苔(ヒバゴケ)_d0125765_101204.jpg


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花・ガーデニング
by sikino-hana | 2015-08-04 10:16 | 観葉植物
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