人気ブログランキング | 話題のタグを見る
<< 千島笹(チシマザサ) 大山椒藻(オオサンショウモ) >>

阿亀笹(オカメザサ)

阿亀笹(オカメザサ)_d0125765_15302813.jpg

阿亀笹(オカメザサ)はイネ科オカメザサ属の常緑タケ類である。
日本原産であるが、自生地は特定されていない。
植栽されて斜面の緑化などに利用されているものが逸出し、関東以西で野生化している。
「笹」の名がついているが小形のタケ類である。
筍(タケノコ)が成長して竹の皮が落ち、緑色の稈が現れるのが竹である。
これに対して、皮がいつまでも稈についたまま残るのが笹である。
樹高は1~2メートルである。
1つの節から5本ずつ短い枝を出し、その先に細長い楕円形の葉を1枚ずつつける。
地下茎の節間が短いので、桿(かん)と呼ばれる茎は密集して出る。
和名の由来は、浅草の酉の市でこの竹竿におかめの面を下げることからきている。
属名の Shibataea は日本の植物学者「柴田桂太(しばた・けいた, 1877-1949)さん」の名からきている。
種小名の kumasaca は日本名の「クマザサ」からきている。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Shibataea kumasaca


★難しい話は抜きに阿亀笹
 笹にあらずもササ一献と

阿亀笹(オカメザサ)_d0125765_15305189.jpg


花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル




花・ガーデニング
by sikino-hana | 2014-08-07 15:32 | 観葉植物
<< 千島笹(チシマザサ) 大山椒藻(オオサンショウモ) >>