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琉球豆蔦(リュウキュウマメヅタ)

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琉球豆蔦(リュウキュウマメヅタ)はウラボシ科マメヅタ属の常緑多年草である。
マメヅタ属は日本からインドにかけて10種くらいが分布する。
本種は奄美大島から沖縄にかけて分布し、山地の林の中や山道沿いで樹木や岩に茎を這わせて着生するシダ植物である。
海外では、台湾、中国南部などにも分布する。
分類上は豆蔦(マメヅタ)の変種とされている。
基本種に比べて大形で葉が細長いのが特徴である。
ただし、基本種と区別しない考え方もある。
栄養葉は楕円形で、互い違いに疎らに生える(互生)。
葉の質は肉厚で、水分を多く蓄えている。
胞子葉はへら形で細長く、やや立ち上がる。
胞子嚢群は中肋の両側につく。
栄養葉は長さが5センチくらい、胞子葉は長さが7センチくらいまで成長する。
属名の Lemmaphyllum はギリシャ語の「lemma(皮)+phyllon(葉)」からきている。葉が皮質で乾いていることから名づけられた。
種小名の microphyllum は「小さい葉の」という意味である。
変種名 obovatum は「倒卵形の」という意味である。
写真は5月に神戸市の六甲高山植物園の山野草展で撮った。
学名:Lemmaphyllum microphyllum var. obovatum

★シダだけど丸い葉っぱが面白く
 姿ぽってり愛嬌備え

琉球豆蔦(リュウキュウマメヅタ)_d0125765_11275906.jpg

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by sikino-hana | 2014-01-12 11:30 | 観葉植物
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