細葉鬼ザミア(ホソバオニザミア)はソテツ科オニザミア属(マクロザミア属)の常緑小高木である。
分類体系によってはザミア科とされる。
オニザミア属はオーストラリアに40種くらいが分布する。
本種の原産地はオーストラリアのクーインズランド州、ニューサウスウェールズ州である。
学名のマクロザミア・ミケリーで表示するものもある。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver.3.1, 2001)では軽度懸念(LC)に指定されている。
幹は主に地中生で、樹高は高くて40センチである。
葉は羽状複葉で、長さが80~180センチくらいである。
小葉の形は幅が狭くて長い線形である。
雌雄異株である。
雌花も雄花も松笠のような形をしている。
属名の Macrozamia はギリシャ語の「macros(大きい)+Zamia(ザミア属)」からきている。
種小名の miquelii はオランダ人の植物学者でオーストラリアとインドネシアの植物を研究した「ミケル(Friedrich Anton Wilhelm Miquel, 1811-1871)さんの」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Macrozamia miquelii
★いろいろな葉っぱがあるね鬼ザミア
伸びる姿は椰子を思わせ
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