人気ブログランキング | 話題のタグを見る
<< 笹葉藻(ササバモ) 東京葛(トンキンカズラ) >>

蛭筵(ヒルムシロ)

蛭筵(ヒルムシロ)_d0125765_11203126.jpg

蛭筵(ヒルムシロ)はヒルムシロ科ヒルムシロ属の多年草である。
北海道から沖縄にかけて分布する浮葉性の水草である。
湖沼、池、川、水田などの比較的浅いところに生育する。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
和名の由来は、ヒルのいる池や田んぼに繁殖するということからきている。
草丈は10~60センチくらいである。
浮葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の長さは5~10センチくらいである。
葉の色は濃い緑色や茶色つぽい緑色で、艶がある。
水中葉は茶色っぽくて細長く、波打っている。
開花時期は5月から10月である。
長さ4センチから8センチくらいの黄緑色をした棒状の穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を水面に出す。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
属名の Potamogeton はギリシャ語の「potamos(川)+geiton(近所の)」からきている。
種小名の distinctus は「著しい」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Potamogeton distinctus


★田んぼでは嫌われものの蛭筵
 こうして見ると渋い花だね

蛭筵(ヒルムシロ)_d0125765_11204616.jpg


花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル




花・ガーデニング
by sikino-hana | 2013-09-06 11:23 | 秋の花
<< 笹葉藻(ササバモ) 東京葛(トンキンカズラ) >>