人気ブログランキング | 話題のタグを見る
<< 初雪葛(ハツユキカズラ) 小笠原木麻黄(オガサワラモクマオ) >>

蜀黍(モロコシ)

蜀黍(モロコシ)_d0125765_11245574.jpg

蜀黍(モロコシ)はイネ科モロコシ属(ソルガム属)の一年草である。
原産地は熱帯アフリカである。
紀元前3000年には既にエジプトで栽培されていたという。
アジアでも紀元前より栽培され、日本へは室町時代に中国から渡来した。
中国名は高粱(コーリャン)という。
英名はソルガム(sorghum)である。
熱帯では主食として用いられるほか、酒類、菓子、ブドウ糖などの原料とされる。
日本では、南九州などで飼料作物として栽培されている。
草丈は1~3メートルくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で長い。
開花時期は8~10月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、たくさんの花をつける。
花の後にできる実はえい果(イネ科の果実で薄い木質の果皮が種子に密着している)である。
9~10月ころに熟する。
属名の Sorghum はラテン語の「sorgo(サトウモロコシ)」からきている。
種小名の bicolor は「2色の」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Sorghum bicolor


★蜀黍はいかなるものと調べれば
 これは驚き高粱の花

蜀黍(モロコシ)_d0125765_1125915.jpg


花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル




花・ガーデニング
by sikino-hana | 2013-08-25 11:30 | 秋の花
<< 初雪葛(ハツユキカズラ) 小笠原木麻黄(オガサワラモクマオ) >>