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峰楓(ミネカエデ)

峰楓(ミネカエデ)_d0125765_1054164.jpg

峰楓(ミネカエデ)はカエデ科カエデ属の落葉低木である。
日本固有種である。
北方領土を含む北海道から本州の中部地方にかけて分布し、亜高山や高山の林の縁などに生える。
樹高は1~3メートルくらいである。
葉は手のひら状に5つから9つに裂け、向かい合って生える(対生)。
葉のつけ根の部分は心形で、縁には重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)があり、裂片の先は尖っている。
葉の柄は赤味を帯びる。
開花時期は6~7月である。
雌雄同株である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い黄緑色の花をつける。
花径は8~10ミリくらいである。
花弁と萼片は5枚ずつある。
雄花と両性花がある。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Acer は「裂ける」という意味のラテン語からきている。
種小名の tschonoskii は植物収集家「須川長之助(1842-1925)さんの」という意味である。
写真は7月に岩手県の八幡平で撮った。
学名:Acer tschonoskii


★高山に背丈も低く咲く楓
 花の形も変わっているよ
峰楓(ミネカエデ)_d0125765_106445.jpg

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花・ガーデニング
by sikino-hana | 2013-07-11 10:09 | 夏の花
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