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姫葉薊(ヒメハアザミ)

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姫葉薊(ヒメハアザミ)はキツネノマゴ科ハアザミ属(アカンツス属)の常緑低木である。
属名の読み方は「アカンサス」とするものもある。
原産地は西アフリカである。
日本へは昭和時代の初期に渡来した。
樹高は1~2メートルである。
根際に生える葉は楕円形で羽状に深く切れ込み、縁には刺がある。
開花時期は5~8月くらいである。
茎先に長い穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、淡い紫色を帯びた唇形の花をつける。
苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)にも長い棘がある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
同属のアカンツス・モリス(Acanthus mollis)が一般にアカンサスと呼ばれ、和名を葉薊(ハアザミ)という。
それよりも小形なので姫葉薊(ヒメハアザミ)の名がついた。
学名のアカンツス・モンタヌスで表示をする場合もある。
属名の Acanthus はギリシャ語の「akanthos(棘の多い)」からきている。
種小名の montanus は「山地に生える」という意味である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Acanthus montanus


★姫の名はつけど鋭き棘をもつ
 姫葉薊は身を堅くして
姫葉薊(ヒメハアザミ)_d0125765_11345178.jpg

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花・ガーデニング
by sikino-hana | 2013-07-10 11:38 | 夏の花
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