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カルドン

カルドン_d0125765_12462322.jpg

カルドン(cardoon)はキク科チョウセンアザミ属の多年草である。
原産地は地中海沿岸地方である。
草丈は150~200センチくらいである。
葉は羽状に深く裂け、互い違いに生える(互生)。
葉の柄には棘がたくさんある。
開花時期は7~9月である。
茎先に花径10~15センチくらいある淡い紫色の大きな花(頭花)をつける。
総包片(萼のところにある棘のような葉)は棘状となる。
近縁種の朝鮮薊(チョウセンアザミ)の場合は棘状とならない。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
ヨーロッパでは、葉の柄や根が食用とされる。
属名の Cynara はギリシャ語の「cyno(犬)」からきている。総苞の周りの棘が犬の歯に似ていることから名づけられた。
種小名の cardunculus は「小さいアザミ」という意味である。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Cynara cardunculus


★カルドンが仁王立ちする夏の午後
 幻影かもと目をこすりつつ
カルドン_d0125765_12482053.jpg

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by sikino-hana | 2012-08-13 12:50 | 夏の花
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