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姫小判草(ヒメコバンソウ)

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姫小判草(ヒメコバンソウ)はイネ科コバンソウ属の一年草である。
原産地は地中海沿岸地方である。
現在では世界の温帯の広がっている。
日本へは江戸時代の後期には渡来し、現在では本州から沖縄に帰化している。
草丈は10~60センチくらいである。
茎は直立する。
葉は線形で、ほぼ垂直に立っている。
毛は生えておらず、表面や縁はややざらつく。
開花時期は6~9月である。
茎先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、三角形のおにぎりのような小穂をつける。
小穂はやや扁平で、淡い緑色をしている。
花の後にできる実はえい果(イネ科の果実で薄い木質の果皮が種子に密着している)である。
別名を鈴萱(スズガヤ)という。
属名の Briza はライムギのギリシャ名からきている。
種小名の minor は「より小さい」という意味である。
写真は5月に向島百花園で撮った。
学名:Briza minor


★小判だよ覗いてごらん虫眼鏡
 大らかな名に苦笑いして
姫小判草(ヒメコバンソウ)_d0125765_9115829.jpg

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by sikino-hana | 2012-06-03 09:16 | 夏の花
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