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兎の尾(ウサギノオ)

兎の尾(ウサギノオ)_d0125765_10445772.jpg

兎の尾(ウサギノオ)はイネ科ウサギノオ属の一年草である。
ラグラスや兎の尻尾(ウサギノシッポ)の名でも流通している。
原産地は地中海沿岸地方である。
日本でも千葉県から岡山県にかけて帰化が確認されている。
また、ドライフラワーとして生け花などに使われる。
草丈は15センチから50センチくらいである。
全体に毛がたくさん生えている。
開花時期は4月から7月くらいである。
長さ4センチくらいの白い穂をつける。
花の後にできる実はえい果(イネ科の果実で薄い木質の果皮が種子に密着している)である。
属名の Lagurus はギリシャ語の「lagos(ウサギ)+oura(尾)」からきている。
種小名の ovatus は「卵円形の」という意味である。
写真は5月に都立木場公園の外来植物園で撮った。
学名:Lagurus ovatus


★どことなく愛嬌あるね白い穂が
 ほほ笑み誘う兎の尻尾
兎の尾(ウサギノオ)_d0125765_10451822.jpg

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by sikino-hana | 2012-05-21 10:48 | 春の花
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