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マホニア・マイレー

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マホニア・マイレーはメギ科ヒイラギナンテン属の常緑低木である。
原産地は東アジアから中国南西部の雲南省にかけた地域である。
日本にも分布する柊南天(ヒイラギナンテン:Mahonia japonica)の近縁種である。
樹高は2メートルくらいである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は分厚い革質で、小葉の縁には先が針状になった粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は3~4月である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄色い花をたくさんつける。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
近縁種の柊南天(ヒイラギナンテン)に比べ、花穂が太くて大きい。
属名の Mahonia は19世紀のアメリカ人の植物学者「マクマホン(B. Mc. Mahon)さん」の名からきている。
種小名の mairei は「マイレ(Maire)さんの」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Mahonia mairei


★ずんぐりと太い花穂にびっしりと
 黄花ちりばめマホニア・マイレー
マホニア・マイレー_d0125765_12112541.jpg

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by sikino-hana | 2012-03-19 12:13 | 春の花
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