斑入り台湾連翹(フイリタイワンレンギョウ)はクマツヅラ科ハリマツリ属の常緑低木である。
分類上は、台湾連翹(タイワンレンギョウ)の園芸品種である。
特徴は、葉に白い斑が入ることである。
台湾連翹(タイワンレンギョウ)の原産地は、西インド諸島やメキシコである。
日本へは明治時代の中期に渡来した。
別名を針茉莉(ハリマツリ)という。
「斑入り」のほうはデュランタ・バリエガタの名でも流通している。
樹高は2~5メートルくらいである。
よく枝分かれをする。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5~11月である。
暖地では周年性がある。
枝垂れた枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、小さい紫色の花をたくさんつける。
花冠は5つに裂ける。
花の後にできる実は球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、熟すと黄色くなる。
枝に棘があることから、生垣としてよく利用される。
属名の Duranta はローマ法王の侍医で植物学者の「デュランテス(C. Durantes)さん」の名からきている。
種小名の repens は「匍匐する」という意味である。
品種名の Variegata は「斑入りの」という意味である。
写真は11月に沖縄市の東南植物楽園で撮った。
学名:Duranta repens 'Variegata'
★花も実も見てほしいけど一番の
自慢は葉っぱとても綺麗よ
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