蠍蘭(サソリラン)はラン科アラクニス属の多年草である。
原産地はインドネシアのカリマンタン島である。
標高600~800メートルの森の中に生える着生種である。
学名のアラクニス・ロンギセパラで表示するものもある。
草丈は1メートルくらいである。
葉はへら形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は冬から春である。
花茎を垂らし、花径3~4センチの花を疎らにつける。
花の色は黄緑色に赤茶色が交じる。
赤茶色の長い萼片をしっぽに見立てている。
属名の Arachnis はギリシャ語の「arakhne(クモ)」からきている。
種小名の longisepala は「長い萼片の」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Arachnis longisepala
★名の勝った気がせぬでもない蠍蘭
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by sikino-hana
| 2012-01-08 09:26
| 冬の花
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