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靫葛(ウツボカズラ)

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靫葛(ウツボカズラ) はウツボカズラ科ウツボカズラ属(ネペンテス属)の常緑蔓性低木である。
原産地はスマトラ島、カリマンタン島などである。
調査が進むにつれて新種が次々に発見されているという。
代表的な食虫植物で、壷状の袋に落ちた虫を消化して栄養にする。
生育している場所が十分な栄養のとれない環境なので、足りない養分を虫を食べて補っているのである。
樹高は1~2メートルである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉は薄い革質である。
葉の先が細長く伸び、その先端に壷状の捕虫器をつける。
雌雄異株で、雄花と雌花は別の株につく。
花は小さく、目立たない。
名の由来は、壷状の袋を靫(矢を入れる筒状の容器)に見立てたものである。
日本では、観賞用として温室栽培されている。
属名の Nepenthes はギリシャ語の「ne(無)+penthos(憂)」からきている。捕虫嚢にある液体を例えたものと思われる。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Nepenthes sp.


★おびき寄せ虫を捕らえる不思議花
 靫葛は静けさの中
靫葛(ウツボカズラ)_d0125765_1031770.jpg

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by sikino-hana | 2011-12-26 10:06 | 観葉植物
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