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羽前鳥兜(ウゼントリカブト)

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羽前鳥兜(ウゼントリカブト)はキンポウゲ科トリカブト属の多年草である。
日本固有種である。
「羽前」というのは山形県の旧国名である。
蔵王山の山形県側で発見されたのが名の由来である。
本州の東北地方と関東地方に分布する。
秋田県では絶滅危惧種に指定している。
奥鳥兜(オクトリカブト)とよく似ているが、花の柄に腺毛が生えることで区別される。
草丈は50~180センチくらいになる。
葉は5つから7つに裂けるが、細長い裂片には分かれず丸味がある。
裂片の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)があり、重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)である。
開花時期は8~10月である。
濃い青紫色の花を咲かせる。
花びらのように見えるのは萼である。
萼の中に細長い花弁が2枚ある。
たくさんの雄しべが見える。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Aconitum はギリシャ語の「hierax(=鷹)」からきている。鷹がこの属の植物で目を洗うと考えられたことから名づけられた。
種小名の okuyamae は「奥山さんの」という意味である。
写真は8月に山形市野草園で撮った。
学名:Aconitum okuyamae


★峰連ね雪待つ山に花開く
 羽前の国に固有の姿
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by sikino-hana | 2011-08-26 13:36 | 秋の花
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