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金梅草(キンバイソウ)

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金梅草(キンバイソウ)はキンポウゲ科キンバイソウ属の多年草である。
日本固有種である。
本州の中部地方と伊吹山に分布し、山地から亜高山の林の縁や草地に生える。
草丈は40センチから100センチくらいである。
葉は円形で深く裂ける。
葉には艶がある。
開花時期は7月から8月である。
枝分かれをした茎先に、花径4センチくらいの黄色ないし黄橙色の花を1輪ずつつける。
花弁のように見えるのは萼片で、普通は5枚ある。
萼片と雄しべの間に長さ2センチくらいの線形の花弁が8枚から18枚くらいある。
花弁は雄しべより長く、近縁種の信濃金梅(シナノキンバイ)は花弁が短い。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)の集合果である。
和名の由来は、黄金色をした梅に似た花をつけることからきている。
属名の Trollius はドイツ語の「Trollblume(セイヨウキンバイソウ)」からきている。
種小名の hondoensis は「本州の」という意味である。
写真は8月に伊吹山で撮った。
学名:Trollius hondoensis


★美しい花の姿にはっとする
 よく似た花を思い浮かべつ
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by sikino-hana | 2011-08-13 10:12 | 夏の花
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