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姫梔子(ヒメクチナシ)

姫梔子(ヒメクチナシ)_d0125765_843760.jpg

姫梔子(ヒメクチナシ)はアカネ科クチナシ属の常緑小低木である。
別名を小梔子(コクチナシ)ともいう。
原産地は中国である。
中国名は「水梔子」という。
日本では庭木として植えられている。
分類上は、梔子(クチナシ)の変種とされている。
樹高は30~80センチくらいである。
枝は横に這う。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は厚くて艶があり、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は6~7月である。
枝先に香りがよくて白い八重咲きの花をつける。
一重咲きのものもある。
花も葉も基本種より小さい。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
属名の Gardenia はアメリカの博物学者「ガーデン(A. Garden)さん」の名からきている。
種小名の jasminoides は「ジャスミンのような」という意味である。
変種名の radicans は「根を出す」という意味である。
写真は7月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Gardenia jasminoides var. radicans


★地を這いて咲かせる花も地の上に
 あると見紛う姫梔子は
姫梔子(ヒメクチナシ)_d0125765_85088.jpg

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by sikino-hana | 2011-06-27 08:06 | 夏の花
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