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カランコエ・ラウヒー

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カランコエ・ラウヒーはベンケイソウ科リュウキュウベンケイ属(カランコエ属)の常緑多年草である。
原産地は、中央アフリカからマダガスカル島である。
カランコエには園芸品種が多いが、本種は原種である。
草丈は40センチから80センチくらいである。
葉は披針形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には鋸状の粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の質は革質で分厚く、艶がある。
開花時期は12月から3月である。
伸ばした花茎の先に散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、朱赤色をした鐘形の花を下垂して咲かせる。
花冠の先は4つに裂ける。
流通名を幸来花(コウライカ)という。
属名の Kalanchoe は、中国名の「加籃菜」の音に由来するという説がある。
種小名の rauhii はマダガスカルの植物の研究者であるドイツ人の「ラウーさん(W. Rauh)の」という意味である。
ハイデルベルク大学附属植物園の園長だった人である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Kalanchoe rauhii


★うな垂れて明かり灯して密やかに
 咲くを眺める南国の花
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by sikino-hana | 2011-01-14 10:44 | 冬の花
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