大島野路菊(オオシマノジギク)はキク科キク属の多年草である。
日本固有種である。
鹿児島県の屋久島と奄美諸島に分布し、海岸に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に新たに登録されている。
草丈は30センチから40センチくらいである。
野路菊(ノジギク)よりも葉が厚いのが特徴で、葉は3つに中裂する。
開花時期は10月から12月ころである。
長い花柄の先に、花径3センチくらいの頭花をつける。
舌状花は白く、筒状花は黄色い。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Chrysanthemum crassum(=Dendranthema crassum)
★南国に咲く菊の花白くして
海の香りを運ぶがごとく
花図鑑
今日の花ドットコム
by sikino-hana
| 2010-11-20 07:56
| 秋の花
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