高嶺青柳草(タカネアオヤギソウ)はユリ科シュロソウ属の多年草である。
青柳草(アオヤギソウ)の高山型変種である。
北海道から本州の中部地方にかけて分布し、亜高山や高山の草地に生える。
草丈は30センチから60センチくらいである。
葉は線状の披針形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7月から8月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径1センチくらいの黄緑色をした6弁花をつける。
花序には細かい突起毛が生える。
苞が花序より長いのが特徴である。
写真は8月に八幡平で撮った。
学名:Veratrum maackii var. parviflorum form. alpinum
★見た目にはとっても地味な花だけど
よくよく見れば気品のこぼれ
花図鑑
by sikino-hana
| 2010-08-24 05:22
| 夏の花
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