深山赤花(ミヤマアカバナ)はアカバナ科アカバナ属の多年草である。
北海道から本州の中部地方にかけて分布し、亜高山や高山の草地、湿地、礫地などに生える。
草丈は5センチから20センチくらいである。
茎の上部には柔らかい毛が生える。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には低いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は7月から8月である。
茎の上部の葉の脇に、花径5ミリから8ミリくらいの小さな花をつける。
花の色は淡い紅紫色ないし白である。
花弁は4枚で先が浅く2つに裂ける。
雄しべは8本である。
雌しべの柱頭は棍棒状となる。
萼や実には腺毛があり、種子には乳状突起がある。
「赤花」は花の色ではなく、秋に葉が赤くなることを指す。
写真は8月に北アルプス乗鞍岳の畳平で撮った。
学名:Epilobium foucaudianum
★思い切り高いところへ登ったら
見える景色も花も違って
花図鑑
今日の花ドットコム
by sikino-hana
| 2010-08-17 05:55
| 夏の花
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