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蝦夷鈴蘭(エゾスズラン)

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蝦夷鈴蘭(エゾスズラン)はラン科カキラン属の多年草である。
別名を青鈴蘭(アオスズラン)という。
北海道から本州の中部地方にかけて分布し、低地から亜高山の林の中に生える。
海外では、中国東北部、ウスリー地方、カムチャツカ半島にも分布する。
草丈は30センチから50センチくらいである。
全草に短い毛が密生する。
葉は幅の広い披針形で先が尖り、数枚が互い違いに生える(互生)。
開花時期は7月から8月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い緑色の花をたくさんつける。
花径は1センチくらいである。
背萼片、側花弁、側萼片は淡い緑色、唇弁は緑白色でつけ根のほうは暗い褐色を帯びる。
写真は7月に上高地で撮った。
学名:Epipactis papillosa


★見たかった花にとうとう出合えたよ
 蝦夷鈴蘭は静かに咲いて

蝦夷鈴蘭(エゾスズラン)_d0125765_10172423.jpg

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by sikino-hana | 2010-08-09 10:18 | 夏の花
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