千島薄雪草(チシマウスユキソウ)はキク科ウスユキソウ属の多年草である。
北方領土の色丹島や択捉島などに分布し、岩場などに生える。
海外では、サハリンにも分布している。
草丈は10センチから30センチくらいである。
全体が灰白色の綿毛に被われている。
葉は細めの楕円形で、互い違いに生える(互生)。
自生地での開花時期は7月から10月である。
茎先に小さな黄色い頭花をつける。
白い星形の花のように見えるのは苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)である。
ウスユキソウ属の中では育てやすいということで、古くから栽培もされている。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Leontopodium kurilense
★自生地で見てみたいね咲く姿
北の島にも短い夏が
花図鑑
by sikino-hana
| 2010-07-05 05:54
| 夏の花
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