小金梅(コキンバイ)はバラ科コキンバイ属の多年草である。
北海道から本州の中部地方にかけて分布し、山地の林の中や林の縁に生える。
草丈は10センチから20センチくらいである。
根茎は細く、地面を這って広がる。
根際から生える葉には長い柄があり、3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)である。
小葉の形は倒卵形で切れ込んでおり、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の両面には毛が生える。
開花時期は5月から6月である。
茎先に花径2センチくらいの黄色い花を数輪つける。
花弁は5枚、萼片も5枚である。
写真は5月に北大植物園で撮った。
学名:Waldsteinia ternata
★背を低く地を這いながら小金梅
縄張り広げ鮮やかに咲き
花図鑑
by sikino-hana
| 2010-05-21 05:23
| 夏の花
|
|