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蝦夷延胡索(エゾエンゴサク)

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蝦夷延胡索(エゾエンゴサク)はケシ科キケマン属の多年草である。
北海道と本州北部の日本海側に分布し、山地の林の中や原野などに生える。
草丈は10センチから30センチくらいである。
葉は楕円形の小葉3枚1組からなる複葉である。
開花時期は4月から5月である。
長さ15ミリから25ミリくらいで先が唇状の小さな花が茎の上部に総状に数個つく。
花の色は青、紫、赤紫のほか、稀に白花も咲く。
花が終わると茎や葉は枯れる。
地下に直径1センチくらいの塊茎があり、食用となる。
また、乾燥したものは生薬の延胡索(えんごさく)とされる。
鎮痛、鎮痙藥として頭痛、胃痛などに用いられる。
ドラマでは「風のガーデン」に登場した。
写真は5月に札幌市の円山原生林で撮った。
学名:Corydalis ambigua


★ほんのりと咲くのが好きと紫の
 明かり灯して蝦夷延胡索

蝦夷延胡索(エゾエンゴサク)_d0125765_10364211.jpg

花図鑑

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by sikino-hana | 2010-05-08 10:37 | 春の花
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