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柾(マサキ)

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柾(マサキ)はニシキギ科ニシキギ属の常緑低木である。
北海道の南部から沖縄にかけて分布し、海岸近くの森に生える。
海外では、朝鮮半島や中国などにも分布する。
樹高は2~3メートルである。
幹はよく枝分かれし、庭木や生垣としても植えられる。
葉には短い柄があり、長い楕円形で向かい合って生える。
革質で艶があり、縁には浅いぎざぎざの鋸歯がある。
葉先が尖らない。
開花時期は6~7月である。
花は淡い黄緑色をしており、小さくてあまり目立たない。
花びらは4枚、雄しべも4本である。
花が開くと雄しべは放射状に広がる。
実は球形で熟すと裂けて中から赤い種子が顔を出す。
漢字では「正木」とも書く。
俳句では「柾の実」が秋の季語である。
実の写真は11月につくば植物園で撮った。
花の写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名Euonymus japonicus


★あれ不思議くすんだ色は目立たぬが
 虫を手招く柾の花は

柾(マサキ)_d0125765_5362084.jpg

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by sikino-hana | 2009-12-02 05:37 | 果実
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