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佐藤錦(サトウニシキ)

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西洋実桜(セイヨウミザクラ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
通称を桜ん坊(サクランボ)といい、広く栽培されている。
原産地はヨーロッパで、西アジアからヨーロッパ、北アフリカにかけて分布する。
樹高は15メートルから20メートルくらいになる。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にはぎざぎざがある(鋸歯)。
葉の裏側の葉脈上には軟毛が生える。
日本へ渡来したのは1868年(明治元年)である。
気候的な適性から山形県をはじめとする東北地方や北海道の日本海側で栽培されるようになった。
山形県では桜ん坊(サクランボ)が「県の木」に指定され、佐藤錦(サトウニシキ)などの品種が生まれている。
佐藤錦(サトウニシキ)の始まりは1912年(大正元年)のことである。
山形県東根市の佐藤栄助さんが、ナポレオンと黄玉(キダマ)を交配してできたと推定される実生から育成を開始した。
開花時期は4月から5月である。
葉の展開した後に花を咲かせる。
桜(サクラ)に似た5弁の白い花が散状に集まって咲く。
萼は反り返っている。
花の後にできる実は直径2センチくらいの核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、6月から7月に赤く熟する。
属名の Prunus はラテン語の「plum(スモモ)」からきている。
種小名の avium は「鳥の」という意味である。
花の写真は4月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
実の写真は6月に山形市内で撮った。
学名:Prunus avium 'Satounisiki'


★この花がやがて実れば桜ん坊
 ほっぺの落ちる佐藤錦に

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by sikino-hana | 2016-04-23 12:59 | 春の花

アナナス・ブラクテアツス

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アナナス・ブラクテアツスはパイナップル科アナナス属の常緑多年草である。
アナナス属は中南アメリカに10種くらいが分布する。
代表種はパイナップル(Ananas comosus)で、属名をパイナップル属とする場合もある。
本種の原産地も南アメリカで、ボリビア、エクアドル、ブラジル、パラグアイ、アルゼンチンに分布する。
英名はレッドパイナップル(red pineapple)という。
草丈は100センチくらいになり大形である。
根際から生える葉は細長くて先が尖り、縁には鋭い棘がある。
葉の質は分厚く、内側に曲がる。
実はパイナップルに似た集合果で苞が赤く、外観全体も赤い。
実は食用になるが種子がある。
属名の Ananas はパイナップルのブラジルでの現地語からきている。
種小名の bracteatus は「苞葉のある」という意味である。
写真は2月に北大植物園で撮った。
撮影地の表示には var. tricolor という変種名がついていた。
これは変種として扱う場合もあるが、一般的には基本種のシノニムとしているようである。
学名:Ananas bracteatus


★赤い実は残念ながらなかったが
 いつかは撮ろう真っ赤な姿

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by sikino-hana | 2015-02-13 11:42 | 観葉植物

ソラヌム・センセーション

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茄子(ナス)はナス科ナス属の多年草である。
原産地はインドである。
日本へは奈良時代に中国経由で渡来した。
温帯では一年生作物として栽培される。
和名の由来には諸説があるが、夏にとれる野菜「夏の実」から「なすび」になったとする説が有力という。
センセーション(Sensation)はその園芸品種で、観賞用として栽培される。
花茄子(ハナナス)と呼ばれるものの1つで、花材として利用される。
特徴は果実が球形で、色が淡い黄色から赤色へと変わることである。
果実の直径は2センチくらいである。
草丈は50センチから100センチくらいである。
茎はよく枝分かれをして、小低木状となる。
茎は黒紫色を帯び、短い毛が生える。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁は浅く切れ込んで波打つ。
開花時期は6月から11月くらいである。
葉の脇に淡い紫色の花を下向きにつける。
花の後にできる実は真果(子房と種子だけでできている果実)と呼ばれる。
属名の Solanum はラテン語の「solamen(安静)」からきているという説がある。
種小名の melongena は「ウリのなる」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Solanum melongena 'Sensation'


★色づけばまるで見事なミニトマト
 いろんな色に染まるものだね

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by sikino-hana | 2014-09-17 10:27 | 果実

房酸塊(フサスグリ)

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房酸塊(フサスグリ)はユキノシタ科スグリ属の落葉低木である。
分類体系によっては(クロンキスト・APGIII)スグリ科とされる。
リベス属は北半球を中心に150種くらいが分布する。
日本にも酸塊(スグリ)などが分布するので、属名の和名はスグリ属という。
本種の原産地は西ヨーロッパである。
樹高は50センチから150センチくらいである。
葉は円形で手のひら状に裂け、向かい合って生える(対生)。
開花時期は4月から5月である。
葉の脇に小さな緑白色の花をつける。
花の後にできる実は直径1、2センチの球形の半透明な液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、緑色から赤茶色に熟する。
酸味のある甘い実は食用になり、ジャムやゼリー、果実酒などに加工される。
属名の Ribes はデンマーク語の「ribs(赤い色のスグリ)」からきている。
種小名の rubrum は「赤色の」という意味である。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Ribes rubrum


★どこがどう違っているかわからない
 並んで植えたいろんなスグリ

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by sikino-hana | 2014-07-10 16:05 | 商品作物

タバスコペッパー

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タバスコペッパー(tabasco pepper)はナス科トウガラシ属の多年草である。
原産地はメキシコである。
木立唐辛子(キダチトウガラシ)の仲間の1つである。
木立唐辛子(キダチトウガラシ)の原産地はアマゾン川流域の低地とされている。
現在では、熱帯から亜熱帯にかけた地域で広く栽培されている。
日本でも南西諸島や小笠原諸島で栽培されている。
沖縄にある島唐辛子(シマトウガラシ)もこの仲間である。
多年草だが、1年もすると茎は木質化を始める。
タバスコペッパーはその変種として位置づけられている。
本種をもとにマキルヘニー社によってタバスコソースが開発された。
また、本種は辛味が特に強く、ヨーロッパに持ち帰られて多数の栽培品種を生むもととなった品種だとされている。
草丈は1~2メートルである。
葉は幅の広い卵形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は8~10月くらいである。
花の色は黄緑色である。
花冠は5つに裂ける。
果実は5~7センチくらいの大きさで、やや丸みがある。
果肉が厚く多汁質であるので、乾燥用には不向きとされている。
実が赤くなりはじめたら収穫できる。
属名の Capsicum はギリシャ語の「kapsa(袋)」からきている。袋状の果実であることから名づけられた。
種小名の frutescens は「低木状の」という意味である。
変種名の tabasco はメキシコ南東部の「タバスコ州(Estado de Tabasco)」のことである。
写真は8月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Capsicum frutescens var. tabasco


★生の味どんななのかと想像し
 触ってみたよタバスコペッパー

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by sikino-hana | 2013-08-31 11:19 | 秋の花

苔桃(コケモモ)

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苔桃(コケモモ)はツツジ科スノキ属の常緑小低木である。
北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、高山ないし亜高山の日当たりの良い岩場や砂礫地に生える。
海外では、朝鮮半島、サハリンのほか周北極地域に広く分布する。
樹高は10センチくらいである。
地を這ってマット状に広がる。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
硬くて光沢があり、真ん中の葉脈が目立つ。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は5~7月である。
枝先に紅色を帯びた鐘状の花を数個下向きにつける。
花の先は4つに裂けている。
実は直径1センチくらいの球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、秋になると赤く熟する。
酸味があって、生食するほか、果実酒やジャムなどにする。
利尿効果や尿路殺菌作用があるという。
和名は、地面を這う様子を「苔」にたとえたものである。
「モモ」は方言で「木の実」のことだという。
北海道では、アイヌ語のフレップ(赤い実)の名で知られている。
属名の Vaccinium はラテン語の「vaccinus(牝牛の)」からきているが、関係は不明だという。
種小名の vitis-idaea はギリシャ神話に出てくる「クレタ島のイダ山(Ida)のブドウ」という意味である。
写真は7月に長野県駒ヶ根市の千畳敷カールで撮った。
実の写真は10月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Vaccinium vitis-idaea


★やがてくる実りの秋に思い馳せ
 薄紅の花地を見つめ咲く
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by sikino-hana | 2013-06-10 12:06 | 夏の花

大実の蔓苔桃(オオミノツルコケモモ)

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大実の蔓苔桃(オオミノツルコケモモ) はツツジ科スノキ属の常緑小低木である。
原産地は北アメリカの北東部で、湿地帯に生える。
別名をアメリカンクランベリー(American cranberry)といい、ジャムやジュースなどに利用される。
ネイティブ・アメリカンは整腸薬や壊血病の予防に用いてきたという。
樹高は10~20センチくらいである。
匍匐性がある。
葉は厚くて細長い楕円形である。
開花時期は6~8月である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い紅色の花を咲かせる。
実は8~10月ころに赤く熟する。
属名の Vaccinium はラテン語の「vaccinus(牝牛の)」からきているが、関係は不明だという。
種小名の macrocarpon は「大きな果実の」という意味である。
写真は10月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Vaccinium macrocarpon


★ぶら下がる赤い実ずんと重たそう
 長い名前に頬を緩めて
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by sikino-hana | 2012-10-14 12:01 | 果実

一位(イチイ)

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一位(イチイ)はイチイ科イチイ属の常緑高木である。
北方領土を含む北海道から九州にかけて分布する。
特に北海道や東北では群生地が見られる。
また、庭木や生け垣として利用される。
海外では、朝鮮半島、中国東北部、ロシア沿海部、サハリンなどにも分布する。
樹高は15~25メートルくらいになる。
和名の由来は、かつて「正一位」「従一位」の高官の持つ笏に用いられたことからこの名がついたとされる。
アイヌ語ではオンコという。
また、短歌や俳句では「あららぎ」と呼ばれる。
葉は針状の線形で、羽状(鳥の羽のように左右に小葉が並ぶ)に密生する。
開花時期は3~4月である。
雌雄異株で、黄褐色の花をつける。
雌花は9~10月に色づいて、厚みのある赤い仮種皮が種子を覆う。
仮種皮は赤い多肉質で甘い。
実は食べられるが種子は有毒である。
葉を乾燥したものを生薬で一位葉(いちいよう)といい、利尿、通径薬などに用いる。
木目がまっすぐ通り緻密で光沢があるので、材は彫刻材、床柱、細工物などに用いられる。
また、世界各地で弓の材料として用いられていたようである。
俳句では「一位」が夏の季語、「一位の実」が秋の季語である。
属名の Taxus はギリシャ語の「taxos(ヨーロッパイチイ)」からきている。
種小名の cuspidata は「急に尖った」という意味である。
写真は10月に野田市の清水公園で撮った。
学名:Taxus cuspidata


★オンコの実つまんで食べた幼き日
 記憶の底よりふと甦り
☆位山笏(しゃく)を造りて名をもらい
 今に至るは実を結びつつ
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by sikino-hana | 2012-10-13 12:30 | 果実

深山七竈(ミヤマナナカマド)

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深山七竈(ミヤマナナカマド)はバラ科ナナカマド属の落葉低木である。
北方領土を含む北海道から本州の中部地方にかけて分布し、亜高山や高山に生える。
海外では、朝鮮半島、サハリン、カムチャツカなどにも分布する。
分類上は、高嶺七竈(タカネナナカマド)の変種とされている。
樹高は1~2メートルである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の数は7~9枚くらいである。
小葉の形は披針形で先が尖り、縁にはつけ根までぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉には艶がある。
開花時期は6~7月である。
複数の散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、白い花をつける。
花の後にできる実は偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)で、秋に赤く熟する。
花も実も垂れ下がらないのが特徴である。
属名の Sorbus はこの属の植物の古いラテン名からきている。
種小名の sambucifolia は「ニワトコ属(Sambucus)のような葉の」という意味である。
変種名の pseudogracilis は「細長いような」という意味である。
写真は9月に帯広市の真鍋庭園で撮った。
学名:Sorbus sambucifolia var. pseudogracilis


★背は低く葉っぱの艶が個性的
 深山に合わせ姿を変えて
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by sikino-hana | 2012-09-26 15:24 | 秋の花

鮹の足(タコノアシ)

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鮹の足(タコノアシ)はユキノシタ科タコノアシ属の多年草である。
かつてはベンケイソウ科に分類されていた。
分類体系によってはタコノアシ科とされる。
本州から九州にかけて分布し、沼や河原などの湿地に生える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
生育地の減少によって数が減りつつある。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
草丈は30~100センチくらいである。
茎は直立し、無毛で紅色を帯びる。
葉は細長い披針形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は8~9月である。
茎先から外側に反った穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を数本出し、内側に黄白色の小さな花をたくさんつける。
この様子を吸盤のある「鮹の足」に見立てたのが名の由来である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
実が熟すころには全草が紅色に染まり、「ゆで蛸」のようになる。
別名を沢紫苑(サワシオン)ともいう。
属名の Penthorum はギリシャ語の「pente(5)++horos(特徴)」からきている。花が五数性であることから名づけられた。
種小名の chinense は「中国の」という意味である。
花の写真は8月につくば植物園で撮った。
実の写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Penthorum chinense


★どことなくユーモラスだね鮹の足
 秋の陽受けて真っ赤に染まり
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by sikino-hana | 2012-09-03 08:10 | 秋の花