タグ:紫色の実 ( 7 ) タグの人気記事

大実紫苔桃(オオミムラサキコケモモ)

d0125765_11103058.jpg

大実紫苔桃(オオミムラサキコケモモ)はキキョウ科プラティア属の多年草である。
原産地は台湾、中国、マレーシア、ニュージーランドなどである。
標準和名はサクラダソウという。
漢字でどう書くかは確認できていない。
流通名を笑窪草(エクボソウ)ともいう。
匍匐性がある。
茎の長さは10~60センチくらいになる。
葉は円心形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5~7月くらいである。
白色ないし淡い紫色をした溝隠(ミゾカクシ)に似た花をつける。
花の後につく実は直径1センチくらいの球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、赤紫色に熟する。
実の鑑賞期は7~10月である。
パープルクランベリーの名でも流通しているが、ツツジ科のクランベリーとは異なり食用にはならない。
なお、ネットでは流通業者を中心として本種と笑窪草(エクボソウ)を別種とする見方が多いが、YListではシノニムとしている。
属名の Pratia は19世紀のフランス人の海軍士官「プラベルノン(Charles L. Prat-Bernon)さん」の名からきている。
種小名の nummularia は「硬貨形の」という意味である。
写真は10月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Pratia nummularia(=Lobelia angulata)


★食べられぬ実にはあれども美しく
 花も可憐と人に好かれて
d0125765_11105033.jpg

花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル





花・ガーデニング
[PR]
by sikino-hana | 2012-10-15 11:13 | 果実

唐胡麻(トウゴマ)

d0125765_947112.jpg

唐胡麻(トウゴマ)はトウダイグサ科トウゴマ属の多年草である。
ただし、温帯では一年草として扱われる。
原産地は東アフリカである。
日本へは古い時代に中国を経由して渡来した。
油用植物として利用され、種からとれる蓖麻子油(ひましあぶら)は下剤や印刷インキなどに使われる。
ただし種は猛毒でもあるので注意が必要である。
草丈は2~3メートルにもなる。
茎は中空である。
葉は手のひら状に裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は8~10月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花序の上部に雌花、下部に雄花がつく。
花の色は黄緑色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
熟すと緑色から褐色になる。
実の色は赤いものもある。
別名を蓖麻(ヒマ)という。
属名の Ricinus はラテン語の「Ricinus(船ジラミ)」からきている。種子の形が似ているということから名づけられた。
種小名の communis は「普通の」という意味である。
写真は8月に小石川植物園で撮った。
学名:Ricinus communis


★どう見てもグロテスクだがそれなりに
 役に立つのだ唐胡麻の実は
d0125765_9473058.jpg

花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル





花・ガーデニング
[PR]
by sikino-hana | 2012-10-01 09:49 | 秋の花

藤豆(フジマメ)

d0125765_1094295.jpg

藤豆(フジマメ)はマメ科フジマメ属の蔓性一年草である。
インド、東南アジアあるいはアフリカとされている。
インドでは3000年前から栽培されていたという。
日本へは1654年に中国の高僧、隠元によってもたらされたとされている。
このため関西では藤豆(フジマメ)を隠元豆(インゲンマメ)と呼ぶことが多い。
草丈は50~600センチくらいである。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は幅の広い卵形で、縁にはぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は7~10月である。
葉の脇に淡い紅紫色または白の蝶形花をつける。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
莢(さや)は扁平で、長さが4~10センチくらいになる。
未熟果の莢(さや)を食用とするほか、種子を乾燥したものを生薬で白扁豆(はくへんず)といい、解毒剤や疲労回復薬として利用される。
属名の Lablab はアラビア語でヒルガオを意味する言葉が転用された。
種小名の purpureus は「紫色の」という意味である。
写真は10月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Lablab purpureus


★紫に染まる藤豆ぶらぶらと
 蝶を思わす花と戯れ
d0125765_10102652.jpg

花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ





[PR]
by sikino-hana | 2011-10-20 10:13 | 秋の花

小紫(コムラサキ)

d0125765_16383167.jpg

小紫(コムラサキ)はクマツヅラ科ムラサキシキブ属の落葉低木である。
別名を小式部(コシキブ)ともいう。
いずれも「紫式部」にちなむ名である。
本州の岩手県から沖縄にかけて分布し、山地や湿地に生える。
また、庭木ともする。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
園芸的には紫式部の名で流通することもあるが、植物上の紫式部(ムラサキシキブ)は別種である。
和名の由来は、秋に小さな紫色の実をつけるところからきている。
樹高は2~3メートルである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には、先のほうの半分くらいに細かなぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6~8月である。
葉の脇に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、淡い紫色の小さな花をたくさんつける。
花は筒状で先が4つに裂けて平らに開く。
雄しべは4本、雌しべは1本で、花冠から飛び出る。
紫式部(ムラサキシキブ)に比べると、花も実も葉の柄のつけ根から少し離れた位置から出る。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
結実期は9~11月である。
直径3ミリくらいの紫色の実をつける。
実は紫式部(ムラサキシキブ)よりも小振りだが、鞠のように固まってつく。
実の色が白いものもあり、白玉小式部(シラタマコシキブ)ないし白実の小紫(シロミノコムラサキ)と呼ばれる。
属名の Callicarpa はギリシャ語の「callos(美しい)+carpos(果実)」からきている。実が美しく熟すからことから名づけられたものである。
種小名の dichotoma は「二股になった」という意味である。
写真は6月に小石川植物園で撮った。
実の写真は10月に小石川植物園で撮った。
学名:Callicarpa dichotoma


★紫の珠と実らんいつの日か
 揺れる小花は陽射しを浴びて
d0125765_1639652.jpg

花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


[PR]
by sikino-hana | 2011-06-20 16:40 | 夏の花

紫式部(ムラサキシキブ)

d0125765_543131.jpg

紫式部(ムラサキシキブ)はクマツヅラ科ムラサキシキブ属の落葉低木である。
日本原産である。
北海道の南部から沖縄にかけて分布し、山野に生える。
樹高は2メートルから3メートルである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には細かなぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から7月である。
葉の脇に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、淡い紫色の小さな花をたくさんつける。
花は筒状で先が4つに裂けて平らに開く。
雄しべは4本、雌しべは1本で、花冠から飛び出る。
結実期は10月から12月である。
実は直径3、4ミリの球形で、きれいな紫色に熟する。
材はまっすぐに伸びて強靱であることから、金槌などの道具の柄や杖として利用される。
俳句では、「紫式部」や「実紫」が秋の季語、「紫式部の花」が夏の季語である。
実の写真は11月に小石川植物園で撮った。
花の写真は6月に向島百花園で撮った。
学名:Callicarpa japonica


★紫のそこはかとなき清らかさ
 珠と結びて紫式部
d0125765_5432677.jpg

d0125765_5435553.jpg

花図鑑
今日の花ドットコム

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
[PR]
by sikino-hana | 2010-11-12 05:45 | 果実

アボカド

d0125765_6194043.jpg

アボカド(avocado)はクスノキ科ワニナシ属(ペルセア属)の常緑高木である。
果実名を「アボカド」とするよりも「アボガド」と誤用する人のほうが多いという。
英名はアリゲーターペア(alligator pear)である。
英名の由来は、鰐のいる場所に生えるということからきている。
植物名としての和名は鰐梨(ワニナシ)である。
英名を直訳したものである。
原産地は中央アメリカである。
アステカ人によって13世紀には栽培が行われていた。
樹高は5~20メートルくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5月である。
枝先に円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、淡い黄緑色の小さな花をたくさんつける。
結実期は11~12月である。
栽培品種が多彩にあり、実の熟した色も黒紫色や緑色などがある。
日本に輸入されているのはハス種といい、卵形で黒紫色に熟する。
実は生食をするほか料理に使われ、お菓子の原料にもなる。
種子は有毒である。
写真は1月と11月に新宿御苑の温室で撮った。
学名:Persea americana


★ぶら下がるアボカドの実は珍しく
 上を見上げて口を開いて

d0125765_622896.jpg

花図鑑
[PR]
by sikino-hana | 2007-11-22 06:22 | 果物・野菜

郁子(ムベ)

d0125765_6223826.jpg

郁子(ムベ)はアケビ科ムベ属の常緑蔓性低木である。
別名を常磐通草(トキワアケビ)とも言うが、このトキワは「常葉」に通ずる。
本州の関東地方から沖縄にかけて分布し、山地に生える。
また、庭木ともする。
海外では、台湾、朝鮮半島、中国などにも分布する。
葉は3~7枚の小葉からなり、厚くて光沢がある。
開花時期は4~5月である。
芳香を発する緑白色の花を数個ずつつける。
結実期は11月ころである。
5~7センチくらいの果実が赤紫色に熟する。
通草(アケビ)に似ているが裂けない。
果肉は甘く、食べられる。
また、茎や根は強心剤や利尿薬として利用する。
俳句では「郁子の花」が春の季語、「郁子の実」が秋の季語である。
花の写真は4月に小石川植物園で撮った。
実の写真は10月に鎌倉で撮った。
学名:Stauntonia hexaphylla


★棚つくり郁子絡ませる家ありて
 じっと眺める秋の鎌倉


d0125765_6235198.jpg

花図鑑
[PR]
by sikino-hana | 2007-11-12 06:24 | 果物・野菜