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枇杷(ビワ)

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見上げれば枇杷の花揺れ弱陽射す

枇杷(ビワ)はバラ科ビワ属(エリオボトリア属)の常緑高木である。
エリオボトリア属はヒマラヤや東アジアに33種が分布する。(Catalogue of Life: 2016 Annual Checklist より)
本種の原産地は中国の南西部である。
日本へは奈良時代には既に持ち込まれ栽培されていた。
また、西日本の石灰岩地域には野生化したものが生える。
以上の経緯から属名の和名もビワ属という。
和名の由来は、実の形が楽器の琵琶に似ていることからきている。
種小名には japonica が充てられているが、これは江戸時代に来日したツンベルクが、日本で採取したものに命名したことからきている。
樹高は6メートルから10メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は厚くて硬く、縁は波打つ。
開花時期は11月から12月くらいである。
枝先に地味な白い小さな5弁花をたくさんつける。
花径は1センチくらいである。
葯(雄しべの花粉を入れる袋)には毛が生えている。
数少ない冬の花として、茶花に使われることもある。
濃い黄色の果実は3センチから4センチの卵球形の偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)で、6月ころ熟する。
果実は食用となり、葉は薬用となる。
生薬名は枇杷葉(びわよう)といい、消炎、排膿、鎮吐などの薬効がある。
俳句では「枇杷」が夏の季語、「枇杷の花」が冬の季語である。
花言葉は「温和」である。
1月25日の誕生花 である。
属名の Eriobotrya はギリシャ語の「erion(軟毛)+botrys(ブドウ)」からきている。表面が軟毛で覆われた果実がブドウのようになることから名づけられた。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は12月に新宿御苑で撮った。
実の写真は6月に三郷市で撮った。
学名:Eriobotrya japonica


★見上げれば枇杷の花揺れ風走る
 師走の空は冷気みなぎり
☆枇杷の花見上げる頬に風寒く
 鈴なりの実の時が恋しく

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by sikino-hana | 2017-01-25 10:43 | 冬の花 | Trackback | Comments(0)

リビナ・フミリス・アウランティアカ

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数珠珊瑚(ジュズサンゴ:Rivina humilis)ヤマゴボウ科ジュズサンゴ属の常緑多年草である。
北アメリカの南部から中南アメリカにかけて分布する。
日本でも小笠原諸島、岡山県、宮崎県などで野生化している。
リビナ・フミリス・アウランティアカはその変種である。
特徴は果実の色が黄色ないしオレンジ色になることである。
草丈は50~100センチくらいである。
枝は広がって育ち、茎のつけ根が木質化するものもある。
葉は卵形ないし幅の広い披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
基本種とは異なり、葉の表面には毛が生えている。
開花時期は6~10月くらいである。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径3ミリくらいの白ないし淡い桃色の花をつける。
花には花弁はなく、4枚の萼片が花弁のように見える。
花の後にできる実は直径5ミリくらいの液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、黄色ないしオレンジ色に熟する。
非公式だが名前をつければ黄実の数珠珊瑚(キミノジュズサンゴ)といったあたりだろうか。
属名の Rivina はドイツ人の植物学者「リビヌス(Augustus Quirinus Rivinus, 1652-1723)さん」の名からきている。
種小名の humilis は「背が低い」という意味である。
変種名の aurantiaca は「黄色を帯びた橙色の」という意味である。
写真は9月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Rivina humilis var. aurantiaca


★実の色が変われば様子も異なって
 見えてくるから不思議なものだ

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by sikino-hana | 2014-10-03 11:01 | 果実 | Trackback | Comments(0)

アメリカ柿(アメリカガキ)

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アメリカ柿(アメリカガキ)はカキノキ科カキノキ属の落葉高木である。
原産地は北アメリカの東部である。
英名はコモン・パーシモン(common persimmon)である。
実は小さいが、ネイティブアメリカンはこの実を乾燥させて一年中利用したという。
樹高は18メートルに達する。
樹皮は暗い褐色である。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は鋭く尖る。
葉の表面は艶のある濃い緑色、裏面は淡い緑色である。
開花時期は5~6月くらいである。
葉の脇に白っぽいクリーム色の花をつける。
花冠は鐘形で、先が4つに裂ける。
秋に実る液果(果皮が肉質で液汁が多い実)の大きさは直径2~4センチくらいである。
材はゴルフのクラブなどの原料となる。
属名の Diospyros はギリシャ語の「Dios(ジュピター)+pyros(穀物)」からきている。おいしい果実を「神の食べ物」として称え名づけた。
種小名の virginiana は「バージニアの」という意味である。
写真は9月と6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Diospyros virginiana


★柿の木とパーシモンとがつながった
 面白いよね文化辿ると

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by sikino-hana | 2013-09-24 11:37 | 果実 | Trackback | Comments(0)

アメイシャ

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アメイシャ(ameisia)はキントラノオ科ブンコシア属の常緑低木である。
原産地は南アメリカである。
ペルー、コロンビア、ボリビア、エクアドル、ブラジルなどに分布する。
果実が生食されたり香りづけに用いられる。
アメイシャ(ameisia)の名はブラジルでの呼び名からきている。
樹高は2~5メートルである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁には低いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は周年である。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄色い小さな花をつける。
花径は3~4センチで5弁花である。
花の後にできる実は長さ3~4センチの楕円形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、淡い緑色から橙色に熟する。
属名の Bunchosia はアラビア語の「bunchos(コーヒー)」からきている。果実がコーヒーの実に似ることから名づけられた。
種小名の armeniaca は「アンズ属(Armeniaca)」の意味である。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Bunchosia armeniaca


★この色はこれから熟すものらしい
 初めて見たよアメイシャの実

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by sikino-hana | 2013-09-09 11:51 | 果物・野菜 | Trackback | Comments(0)

マーコット

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マーコット(Murcott tangor)はミカン科ミカン属の常緑低木である。
アメリカで育成されたミカン類とオレンジ類の交雑種(=tangor)である。
tangor(タンゴール)というのは tangerine(ミカン)の tang と orange(オレンジ)の or とを組み合わせたものである。
マーコットの名称はフロリダの苗木農家であるマーコット・スミスさんの名からきている。
アメリカ、ブラジルなどで栽培されている。
国内でも栽培されるが、亜熱帯以外の地域ではハウス栽培である。
樹高は3メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7~8月である。
花は白い5弁花である。
果期は1~4月くらいである。
大きさは温州みかんぐらいである。
果皮は赤みが強く、薄いがやや固い。
果汁が多く、甘味が強い。
属名の Citrus はレモンに対する古い呼び名である。
種小名の reticulata は「網状の」という意味である。
種小名の sinensis は「中国の」という意味である。
写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Citrus reticulata x sinensis 'honey Murcott'


★アメリカで生まれたみかんの仲間だよ
 どんな味かな食べてみたいな
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by sikino-hana | 2012-01-27 07:33 | 果物・野菜 | Trackback | Comments(0)

マンゴー

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マンゴーはウルシ科マンゴー属の常緑高木である。
原産地はインドの北部からインドシナ半島周辺と考えられている。
インドでは4000年以上前から栽培され、仏典にもその名が記されている。
日本へは明治時代に渡来した。
現在では、南九州や沖縄などで栽培されている。
樹高は10~30メートルくらいである。
樹皮は暗い灰色をしている。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉には艶があり、表面は濃い緑色、裏面は淡い緑色である。
開花時期は2~5月くらいである。
枝先に複数の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄白色の小さな花をたくさんつける。
開花後には強烈な腐敗臭を放つ。
受粉昆虫であるハエを呼び寄せるためである。
花の後にできる実は楕円形である。
果皮の色は変異に富む。
果肉の色は黄色ないしオレンジ色で多汁である。
未熟果は酸味が強いが、完熟すると甘みが増す。
生食用とするほか、ジュース、缶詰、ドライフルーツなどにも加工される。
属名の Mangifera はインドでの現地語(Mangas)+ラテン語のfera(野生の)からきている。
種小名の indica は「インドの」という意味である。
写真は5月に川口市立グリーンセンターで撮った。
実の写真は9月に川口市立グリーンセンターで撮った。
3枚目は4月に咲くやこの花館で撮った。
学名:Mangifera indica


★すぐそばでマンゴーの花写せたよ
 小さいけれどこれが実になる
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by sikino-hana | 2012-01-22 09:53 | 果物・野菜 | Trackback | Comments(0)

ネーブル

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ネーブル(navel)はミカン科ミカン属の常緑低木である。
原産地はインドのアッサム地方である。
中国を経てリスボンに伝わり、そこから世界中に伝播した。
別名をネーブルオレンジ、甘橙(アマダイダイ)とも言う。
樹高は1~2メートルである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5~6月である。
白い5弁花である。
実は柑果(多心皮性の液果)で、頂部にへそ(ネーブル)があるのが特徴である。
多汁で甘味が強い。
ポルトガルからブラジルに伝わったものの中から、へそがあって種がない枝変わりが生まれ、それがワシントンにある合衆国農務省の温室で増殖された。
これをワシントンネーブルといい、日本での流通の中心となっている。
属名の Citrus はレモンに対する古い呼び名である。
種小名の sinensis は「中国の」という意味である。
変種名の brasiliensis は「ブラジルの」という意味である。
写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Citrus sinensis var. brasiliensis


★ネーブルの味の記憶をたどりつつ
 手にとってみる冬の日の午後
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by sikino-hana | 2011-12-30 09:06 | 果物・野菜 | Trackback | Comments(0)

温州蜜柑(ウンシュウミカン)

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温州蜜柑(ウンシュウミカン)はミカン科ミカン属の常緑低木である。
和名の由来は、柑橘類の名産地であった中国浙江省の温州に因む。
ただし、それは名だけで、原産地は鹿児島県と推定されている。
関東地方から南で栽培されている。
通常は種なしとなるのが特徴である。
樹高は2~5メートルくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉は葉脈が目立ち、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
ミカン属では葉の柄に翼があることが多いが、本種にはない。
開花時期は5月である。
葉の脇に、花径3センチくらいの白い5弁花をつける。
雄しべはたくさんあり、雌しべは1本である。
実は直径5~8センチくらいのやや平たい球形の柑果(多心皮性の液果)で、黄橙色に熟する。
甘味があって食用になり、貯蔵にも向いている。
属名の Citrus はレモンに対する古い呼び名である。
種小名の unshiu は日本語の「温州」のことである。
写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
花の写真は5月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Citrus unshiu


★もう少し陽射し短くなる頃に
 美味しくなるよ楽しみにして
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by sikino-hana | 2011-12-14 08:19 | 果物・野菜 | Trackback | Comments(0)

晩白柚(バンペイユ)

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晩白柚(バンペイユ)はミカン科ミカン属の常緑低木である。
原産地はマレー半島である。
日本へは昭和時代の初期に渡来した。
文旦(ブンタン)やザボンの仲間で、実はとても大きい。
現在では熊本県の特産品となっている。
「白柚」というのは文旦(ブンタン)のことで、晩生である(完熟期が遅い)ことからこの名がつけられた。
樹高は3メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4~5月である。
花は白い5弁花で、花径は5~7センチくらいある。
花の後にできる実は柑果(多心皮性の液果)で、直径が20センチ以上ある。
果肉は生食され、果皮は砂糖漬けやジャムに利用される。
属名の Citrus はレモンに対する古い呼び名である。
種小名の grandis は「大きな」という意味である。
写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Citrus grandis


★大きな実ネットで支えた姿見て
 これは何かと色めき立って
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by sikino-hana | 2011-11-28 09:50 | 果物・野菜 | Trackback | Comments(0)

蛸の木(タコノキ)

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蛸の木(タコノキ)はタコノキ科タコノキ属の常緑小高木である。
タコノキ属アジアアフリカ太平洋諸島オーストラリアなどに分布し、650種くらいある。
本種は小笠原諸島特産である。
学名の boninensis には「小笠原の」という意味がある。
環境省のレッドデータブック(2000)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されていた。
環境省のレッドデータリスト(2007)では削除されている。
樹高は5メートルから10メートルくらいである。
根元に気根(空気中に伸びる根)が垂れるのが特徴である。
それが蛸の足のように見えるというのが名の由来でもある。
葉は肉厚で、細長い剣状である。
葉の縁には鋭い棘状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から6月である。
雌雄異株である。
花序は肉穂花序花軸多肉化して花が表面に密生したもの)である。
雄花は黄白色で、雌花は緑色である。
花の後にできる実はパイナップルのような集合果で、10月ころに赤黄色に熟する。

実は食べられる。
別名を小笠原蛸の木(オガサワラタコノキ)という。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Pandanus boninensis

★足元がとてもミラクル蛸の木は
 ねじれよじれて踏ん張りながら
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by sikino-hana | 2010-12-13 06:16 | 果実 | Trackback | Comments(0)