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十和田葦(トワダアシ)

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十和田葦(トワダアシ)はイネ科クサヨシ属(ファラリス属)の多年草である。
ファラリス属は数種が世界に分布する。
日本にも草葦(クサヨシ)が分布し、属名の和名をクサヨシ属という。
本種は草蘆(クサヨシ)の園芸品種である。
鑑賞目的に品種改良されたものである。
草蘆(クサヨシ)は日本各地を始めとして北半球の温帯地方を中心に広く分布する。
本種の草丈は70センチから150センチくらいである。
地下茎を伸ばして広がる。
葉は線形で、白い縦縞斑と淡い紅色を帯びた縦縞斑が入り、トリカラーとなる。
開花時期は5月から7月くらいである。
茎先に円柱状の細い花穂が開く。
属名の Phalaris は草の1種のギリシャ古名からきている。
種小名の arundinacea は「葦に似た」という意味である。
園芸品種名の Tricolor は「3色の」という意味である。
写真は7月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
学名:Phalaris arundinacea 'Tricolor'


★細い葉が色とりどりに着飾って
 地面を覆う不思議な姿

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by sikino-hana | 2015-06-26 09:47 | 観葉植物

姫ヒマラヤ忍冬(ヒメヒマラヤニンドウ)

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姫ヒマラヤ忍冬(ヒメヒマラヤニンドウ)はスイカズラ科レスケステリア属の常緑低木である。
レスケステリア属は中国南西部からヒマラヤにかけて6種くらいが分布する。
本種の原産地は中国の四川省、貴州省、雲南省、チベットの東部、ヒマラヤ、ミャンマーなどで、標高1600メートルから3500メートルの草地や山の斜面、林の中などに生える。
中国名は狹萼鬼吹簫(きょうがくきすいしょう)という。
分布する地域は基本種のレイケステリア・フォルモサと重なる。
基本種は英名をヒマラヤン・ハニーサックル(Himalayan honysuckle)という。
ハニーサックルはヨーロッパなどに分布し和名を匂い忍冬(ニオイニンドウ)という。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は6月から6月である。
花冠は漏斗状で先が5つに裂け、数輪ずつ花をつける。
花序には傘のような苞がつく。
花の色は白く、咲き進むと紅色を帯びる。
花には腺毛(粘着物質を出す毛)が生える。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、紅紫色から黒に熟する。
中国では全株が薬用とされる。
属名の Leycesteria の由来はまだ調べられていない。
種小名の formosa は「美しい」という意味である。
変種名の stenosepala は「幅の狭い萼片の」という意味である。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Leycesteria formosa var. stenosepala


★日本ではあまり知られぬ木の花も
 ここではあれこれ観察できて

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by sikino-hana | 2015-06-24 13:43 | 夏の花

筑紫油萱(ツクシアブラガヤ)

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筑紫油萱(ツクシアブラガヤ)はカヤツリグサ科ホタルイ属(スキルプス属)の多年草である。
スキルプス属は世界に120種くらいが分布する。
日本にも蛍藺(ホタルイ)などが分布し、属名の和名をホタルイ属という。
本種は日本固有種である。
九州の熊本県、鹿児島県に分布し、丘陵地や山地の渓流沿いなどに稀に生える。
環境省のレッドリスト(2012)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
基本種のスキルプス・ロストホルニーは中国の四川省、雲南省などに分布する。
草丈は60センチから100センチくらいである。
茎の断面は角のはっきりしない三角形である。
根際から生える葉は幅が6ミリから8ミリくらいの線形である。
開花時期は5月から6月である。
花序は褐色の小穂が2つから5つずつ集まる。
秋に赤褐色に熟し、小さなそう果(果実の中に1つだけ種子があり開かない)をつける。
属名の Scirpus はイグサかそれに似た植物のラテン名を転用したものである。
種小名の rosthornii はオーストリアの外交官で植物採集家だった「ロストホルン(Arthur von Rosthorn, 1862-1945)さんの」という意味である。
変種名の kiushuensis は「九州の」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Scirpus rosthornii var. kiushuensis


★とりあえず撮っておこうか油萱
 違いを知るは後に譲って

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by sikino-hana | 2015-06-15 18:26 | 夏の花

カリカルパ・カタヤナ

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カリカルパ・カタヤナはクマツヅラ科ムラサキシキブ属(カリカルパ属)の落葉低木である。
分類体系によっては(APGIII)シソ科とされる。
カリカルパ属は世界に130種以上が分布する。
日本にも紫式部(ムラサキシキブ)などが分布し、属名の和名はムラサキシキブ属という。
本種は中国の南部や南西部などに(安徽、福建、広東、広西、河南、湖北、江蘇、江西、雲南、浙江)分布し、標高1200メートルまでの林の中や山の斜面などに生える。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の色は淡い緑色で、縁には細かなぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から7月である。
葉の脇に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、淡い紫色の小さな花をたくさんつける。
花冠は筒状で先が4つに裂けて平らに開く。
雄しべは4本、雌しべは1本で、花冠から飛び出る。
結実期は8月から9月である。
花の後にできる実は球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、きれいな紅紫色に熟する。
紫式部(ムラサキシキブ)と似ているがやや大形である。
属名の Callicarpa はギリシャ語の「callos(美しい)+carpos(果実)」からきている。実が美しく熟すからことから名づけられたものである。
種小名の cathayana は「支那(中国)の」という意味である。
写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Callicarpa cathayana


★清らかに花を開けば愛らしく
 紫式部の姿そのまま

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by sikino-hana | 2015-06-08 18:01 | 夏の花

ソレイユ・ドール

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ソレイユ・ドールはバラ科バラ属の落葉低木である。
オールドローズ(Old Rose:O)のハイブリッド・フェティダ系(Hybrid Foetida:HFt)と呼ばれるものの1つで、一季咲きの中輪である。
ハイブリッド・フェティダ系というのはロサ・フェティダ(Rosa foetida)が交配にかかわっている品種群で、黄バラの祖と言われている。
本種は1900年にフランスの育種家ペルネ・ドウシェ(Joseph Pernet-Ducher, 1859-1928)によって作出された。
樹高は120センチから180センチくらいである。
樹形は半つる性である。
開花時期は5月から6月である。
花は黄橙色の中輪で、カップ咲きの八重である。
花弁数は35枚から40枚、花径は8センチから10センチである。
花の香りは中香で、青リンゴのような香りがある。
属名の Rosa はケルト語の「rhodd(赤色)」からきている。
園芸品種名の Soleil d'Or はフランス語で「黄金の太陽」の意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Rosa 'Soleil d'Or'


★なるほどね黄薔薇のもとがここにある
 オールドローズに歩みを学んで

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by sikino-hana | 2015-06-03 14:14 | 夏の花

ラ・ノブレス

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ラ・ノブレスはバラ科バラ属の落葉低木である。
オールドローズ(Old Rose:O)のケンティフォリア系(Centifolia:C)と呼ばれるものの1つで、一季咲きの中輪である。
ケンティフォリア系というのはロサ・ケンティフォリア(Rosa x centifolia)が交配にかかわっている品種群で、ダマスク系と並ぶ香料バラである。
本種は1856年にルクセンブルグのスーペル&ノッティング(Soupert & Notting)社で作出された。
樹高は200センチから250センチくらいである。
樹形はつる性である。
開花時期は5月から6月である。
花はピンクの中輪で、カップ咲きの八重である。
花弁数が多くボリュームがある。
花には強い香りがある。
属名の Rosa はケルト語の「rhodd(赤色)」からきている。
園芸品種名の La Noblesse はフランス語で「貴婦人」の意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Rosa 'La Noblesse'


★貴婦人の名にふさわしい気高さで
 オールドローズはカップ咲きして

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by sikino-hana | 2015-06-02 11:59 | 夏の花

プロリフェラ・ド・ルドウテ

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プロリフェラ・ド・ルドウテはバラ科バラ属の落葉低木である。
オールドローズ(Old Rose:O)のケンティフォリア系(Centifolia:C)と呼ばれるものの1つで、一季咲きの中輪である。
ケンティフォリア系というのはロサ・ケンティフォリア(Rosa x centifolia)が交配にかかわっている品種群で、ダマスク系と並ぶ香料バラである。
本種は作者は不祥だが1824年以前にフランスで作出された。
プロリフェラ(Prolifera)には「突起のある」とか「零余子(むかご)で増える」といった意味がある。
ルドウテ(Redoute)は「バラの画家」として知られるベルギーの植物学者(Pierre-Joseph Redoute, 1759-1840)の名からきている。
樹高は200センチから250センチくらいである。
樹形はつる性である。
開花時期は5月から6月である。
花径10センチから11センチくらいのロゼット咲きの八重である。
花の色はピンクである。
花弁数は80枚くらいである。
花には強い香がある。
属名の Rosa はケルト語の「rhodd(赤色)」からきている。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Rosa 'Prolifera de Redoute'


★いろいろな謂れを秘めて花開く
 オールドローズは歴史そのもの

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by sikino-hana | 2015-06-01 15:41 | 夏の花