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スタンホペア・グラベオレンス

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スタンホペア・グラベオレンスはラン科スタンホペア属の多年草である。
スタンホペア属はメキシコからアルゼンチンにかけて55種くらいが分布する着生種である。
ゴンゴラ属(Gongora)やコリアンテス属(Coryanthes)に近い仲間である。
本種の原産地はメキシコ、グアテマラ、ホンジュラスである。
標高2700メートルまでの林の中に生える。
草丈は40センチから60センチくらいである。
葉は大きな楕円形である。
開花時期は春から夏である。
撮影地では10月に開花していた。
花茎を垂らし、先に花径12センチくらいある大形の花をつける。
花の色は黄白色で、紅紫色の斑点が入る。
花には強い香りがある。
属名の Stanhopea はイギリスの貴族でロンドンの薬用植物協会の理事長だった「スタナップ(Philip Henry Stanhope, 1781-1855)さん」の名からきている。
種小名の graveolens は「強い臭いのある」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Stanhopea graveolens


★垂れ下がる花の姿が個性的
 蘭の花には不思議がいっぱい

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by sikino-hana | 2014-09-26 13:23 | 夏の花 | Trackback | Comments(0)

斑入り菖蒲(フイリショウブ)

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菖蒲(ショウブ)はサトイモ科ショウブ属の多年草である。
分類体系によっては(APGIII)ショウブ科とされる。
ショウブ属は世界に5~6種が分布する。
菖蒲(ショウブ)は北海道から九州にかけて分布し、水辺に生える。
海外では北半球に広く分布する。
中国では古来から男子にとって縁起の良い植物とされてきた。
日本でも端午の節句に使われ、また香りのよい根茎を入れて菖蒲湯とされる。
斑入り菖蒲(フイリショウブ)はその園芸品種である。
特徴は葉に縦縞の白い斑が入ることである。
草丈は50~100センチくらいである。
根茎は枝分かれをして横に這う。
葉は剣形で中脈が目立つ。
開花時期は5~7月くらいである。
花茎の先に淡い黄緑色をした肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)をつける。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)の集合果である。
属名の Acorus はギリシャ語の「a(否定)+coros(装飾)」からきている。花が地味なことから名づけられた。
種小名の calamus は「管の」という意味である。
園芸品種名の Variegatus は「斑入りの」という意味である。
写真は9月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Acorus calamus 'Variegatus'


★斑入り葉はいろいろあるが菖蒲にも
 頷きながら葉っぱに触れて

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by sikino-hana | 2014-09-25 11:30 | 観葉植物 | Trackback | Comments(0)

パッシフローラ・スブランケオラタ

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パッシフローラ・スブランケオラタはトケイソウ科トケイソウ属(パッシフローラ属)の蔓性常緑多年草である。
パッシフローラ属は世界に500種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
同属のパッシフローラ・カエルレア(Passiflora caerulea)に時計草(トケイソウ)の和名があり、属名の和名をトケイソウ属という。
本種の原産地は中南アメリカである。
メキシコのタバスコ州やベリーズ、ベネズエラ、コロンビアなどに分布する。
分類の仕方によって、パッシフローラ・パルメリの変種とするものと独立種とするものがある。
草丈は2メートルから4メートルくらいである。
茎や葉には柔らかな毛が生えている。
葉は手のひら状に3つに裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7月から9月くらいである。
花径は7センチから8センチで、花の色はピンクである。
萼片と花弁がそれぞれ5枚ずつあり、同じ色と形なので10枚の花びらがあるように見える。
副花冠が水平に放射状に開き、時計の文字盤のように見える。
花は早朝に開花し、午前中には閉じる。
花の後にできる実は長さ5センチくらいの楕円形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、食用になる。
属名の Passiflora はラテン語の「flor della passione(情熱の花)」からきている。雌しべの柱頭をはりつけにされたキリストにたとえ、放射状の副花冠をキリストの後光にたとえた。
種小名の palmeri はイギリス生まれの植物学者「パーマー(Edward Palmer, 1829-1911)さんの」という意味である。
変種名の sublanceolata は「やや披針形の」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Passiflora palmeri var. sublanceolata(syn. Passiflora sublanceolata)


★めずらしいピンクが可愛い時計草
 柔らかな毛に覆われて咲く

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by sikino-hana | 2014-09-20 09:33 | 秋の花 | Trackback | Comments(0)

ソラヌム・センセーション

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茄子(ナス)はナス科ナス属の多年草である。
原産地はインドである。
日本へは奈良時代に中国経由で渡来した。
温帯では一年生作物として栽培される。
和名の由来には諸説があるが、夏にとれる野菜「夏の実」から「なすび」になったとする説が有力という。
センセーション(Sensation)はその園芸品種で、観賞用として栽培される。
花茄子(ハナナス)と呼ばれるものの1つで、花材として利用される。
特徴は果実が球形で、色が淡い黄色から赤色へと変わることである。
果実の直径は2センチくらいである。
草丈は50センチから100センチくらいである。
茎はよく枝分かれをして、小低木状となる。
茎は黒紫色を帯び、短い毛が生える。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁は浅く切れ込んで波打つ。
開花時期は6月から11月くらいである。
葉の脇に淡い紫色の花を下向きにつける。
花の後にできる実は真果(子房と種子だけでできている果実)と呼ばれる。
属名の Solanum はラテン語の「solamen(安静)」からきているという説がある。
種小名の melongena は「ウリのなる」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Solanum melongena 'Sensation'


★色づけばまるで見事なミニトマト
 いろんな色に染まるものだね

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by sikino-hana | 2014-09-17 10:27 | 果実 | Trackback | Comments(0)

ニーレンベルギア・モンテブランコ

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ニーレンベルギア・ヒッポマニカはナス科アマモドキ属(ニーレンベルギア属)の多年草である。
ニーレンベルギア属はメキシコから南アメリカにかけて35種が分布する。
ニーレンベルギア・フルテスケンス(Nierembergia frutescens)の和名を亜麻擬き(アマモドキ)といい、属名の和名もアマモドキ属という。
また、和名の異名を亜麻騙し(アマダマシ)といい、属名の和名をアマダマシ属とするものもある。
ニーレンベルギア・ヒッポマニカの原産地はアルゼンチンである。
モンテブランコ(Monte Blanco)はその園芸品種である。
原種の花の色は紫色だが、本種の場合は白い。
草丈は15~30センチくらいある。
葉は線状で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5~9月くらいである。
花径2センチくらいの紫色をした花を上向きにつける。
花冠は筒状で、先が5つに裂けて横に広がり、皿のような形になる。
花冠には皺が寄っている。
花の真ん中は黄色い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Nierembergia はスペインの植物学者「ニエレンベルグ(Johann Eusebius Nieremberg, 1595-1653)さん」の名からきている。
種小名の hippomanica はギリシャ語の「hipp(馬)+manus(手)」からきている。
園芸品種名の Monte Blanco はスペイン語で「白い山」という意味である。
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
学名:Nierembergia hippomanica 'Monte Blanco'


★真っ白な花の真ん中黄色くて
 爽やかに咲くモンテブランコ

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by sikino-hana | 2014-09-16 13:22 | 秋の花 | Trackback | Comments(0)

ニーレンベルギア・パープルローブ

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ニーレンベルギア・スコパリア(Nierembergia scoparia)はナス科アマモドキ属(ニーレンベルギア属)の多年草である。
ニーレンベルギア属はメキシコから南アメリカにかけて35種が分布する。
ニーレンベルギア・スコパリアは異名をニーレンベルギア・フルテスケンス(Nierembergia frutescens)という。
このフルテスケンス種の和名を亜麻擬き(アマモドキ)といい、属名の和名もアマモドキ属という。
また、和名の異名を亜麻騙し(アマダマシ)といい、属名の和名をアマダマシ属とするものもある。
スコパリア種の原産地はブラジルからアルゼンチンにかけてである。
草丈は40~80センチくらいある。
直立し、茎の上部は箒状に枝分かれをする。
ここで取り上げるパープルローブ(Purple Robe)はその園芸品種である。
基本種の花の色は淡い紫色だが、写真のように濃い紫色になる点が異なる。
葉は線状で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6~9月くらいである。
花径4~5センチの濃い紫色をした花を上向きにつける。
花冠は筒状で、先が5つに裂けて横に広がり、皿のような形になる。
花冠には皺が寄っている。
花の真ん中は黄色い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Nierembergia はスペインの植物学者「ニエレンベルグ(Johann Eusebius Nieremberg, 1595-1653)さん」の名からきている。
種小名の scoparia は「箒状の」という意味である。
園芸品種名の Purple Robe は「紫のローブ」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Nierembergia scoparia 'Purple Robe'


★いろいろな名前飛び交い騙される
 手ごわいかもねニーレンベルギア

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by sikino-hana | 2014-09-15 17:34 | 秋の花 | Trackback | Comments(0)

ヒペリクム・アエギプティクム

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ヒペリクム・アエギプティクムはオトギリソウ科オトギリソウ属(ヒペリクム属)の常緑小低木である。
ヒペリクム属は世界に490種くらいが分布する。
日本にも弟切草(オトギリソウ)などが分布するので、属名の和名はオトギリソウ属という。
本種の原産地は地中海沿岸地方である。
モロッコ、リビア、ギリシャ、イタリアに分布し、低地の岩場や崖地に生える。
英名はドワーフ・セントジョンズ・ワート(dwarf St. John's wort)である。
セントジョンズ・ワートというのは西洋弟切草(セイヨウオトギリソウ:Hypericum perforatum)のことである。
樹高は30~60センチくらいである。
葉は小さな卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は6~8月くらいである。
小さくて鮮やかな黄色の5弁花を上向きにたくさんつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Hypericum はギリシャ語の「hypo(下に)+ erice(草むら)」ないし「hyper(上に) + eikon(像)」に由来する。
種小名の aegypticum は「エジプトの」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Hypericum aegypticum


★こじんまり咲いた姿にびっくりだ
 草ではないからごつごつとして

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by sikino-hana | 2014-09-14 16:55 | 夏の花 | Trackback | Comments(0)

プリムラ・コックブルニアナ

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プリムラ・コックブルニアナはサクラソウ科サクラソウ属(プリムラ属)の多年草である。
プリムラ属は北半球の温帯や寒帯に500種くらい分布する。
また、多くの園芸品種が作出されているる
日本にも桜草(サクラソウ)などが分布するので、属名の和名をサクラソウ属という。
本種の原産地は中国の四川省の西部である。
標高2900~4200メートルの高山の草原や林の縁に生える。
日本固有種の九輪草(クリンソウ)に近い仲間である。
草丈は20~40センチくらいである。
根際から生える葉はへら形で、ロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)となる。
葉の縁には浅い切れ込みがある。
葉の表面は緑色、裏面は淡い緑色である。
開花時期は6~7月である。
花は茎先に1~3段に輪生してつく。
花径は15ミリくらいで、花の色はオレンジ色である。
花冠は先で5つに裂け、横に平らに開く。
それぞれの裂片の先は浅く2つに裂ける。
雄しべは5本、雌しべは1本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Primula はラテン語の「primos(最初)」縮小形である。プリムラ・ベリスが早春に他に花に先駆けて咲くことから名づけられた。
種小名の cockburniana は「コックバーン(Cockburn)さんの」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Primula cockburniana


★オレンジのプリムラの花めずらしく
 しみじみ思う地球の広さ

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by sikino-hana | 2014-09-13 10:32 | 夏の花 | Trackback | Comments(0)

プリムリナ・ベレクンダ

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プリムリナ・ベレクンダはイワタバコ科プリムリナ属の多年草である。
プリムリナ属は中国などに100種以上が分布する。
2011年まではキリタ属とされていたが、キリタ属は中国の研究者によってPrimulina、Henckeria、Damrongia、Liebigia、Microchiritaの5属に再編成されたという。
本種の原産地は中国広西チワン族自治区の蒙山県で、標高1000メートルくらいの山地の林の中や渓流沿いに生える。
中国名は「歯萼報春苣苔」という。
「報春苣苔」はプリムリナ属の中国名で、「歯萼」は萼片の形状に関する言葉のようである。
草丈は5センチから10センチくらいである。
根際から生える葉は菱状楕円形である。
葉の色は緑色ないし暗い紫色で、真ん中に白い筋模様が入る。
開花時期は秋から冬である。
茎先に紫色をした筒状の花をつける。
花冠の先は唇形に裂ける。
花の後にできる実は線形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Primulina は「サクラソウ属(Primula)のような」という意味である。
種小名の verecunda は「内気な」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Primulina verecunda


★葉に入る模様を喩えて大理石
 小さく渋い姿に参った

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by sikino-hana | 2014-09-11 08:10 | 秋の花 | Trackback | Comments(0)

ジュアヌロア・アウランティアカ

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ジュアヌロア・アウランティアカはナス科ジュアヌロア属の常緑低木である。
ジュアヌロア属は中南アメリカに8種が分布する。
本種の原産地はメキシコ、コロンビア、ペルーなどである。
学名の読み方はフアヌロア・アウランティアカとするものもある。
ジュアヌロア・メキシカナとシノニムである。
英名はゴールドフィンガー(gold finger)という。
樹高は1~2メートルで、半蔓性である。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は夏から秋だが、周年性がある。
オレンジ色をした長さ4~5センチの筒状の花をつける。
花冠の先は5つに浅く裂ける。
萼筒は5稜形で長さが3センチくらいあり、やはりオレンジ色をしている。
属名の Juanulloa はスペインの研究者「フアン(George Juan)さんとウリョア(Antonio Ulloa)さん」の名からきている。
種小名の aurantiaca は「黄色を帯びた橙色の」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Juanulloa aurantiaca(syn. Juanulloa mexicana)


★ナス科とは思えぬような形した
 綺麗な花に思わず見とれ

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by sikino-hana | 2014-09-10 11:29 | 秋の花 | Trackback | Comments(0)