<   2014年 01月 ( 16 )   > この月の画像一覧

アロエ・プリカティリス

d0125765_10275433.jpg

アロエ・プリカティリスはユリ科アロエ属の常緑低木である。
分類体系によっては(APGIII)ススキノキ科とされる。
南アフリカのケープ地方の南西部に分布する。
山地の砂礫地に生える多肉植物である。
英名はファン・アロエ(fan aloe)という。
ファンは扇のことである。
園芸名は乙姫の舞扇(オトヒメノマイオウギ)という。
草丈は3~5メートルくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、規則的に広がる。
葉の色は灰緑色で先は尖らず、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は2月くらいである。
オレンジ色をした長さ5センチくらいの筒状の花を垂れ下げる。
花被片は6枚、雄しべも6本である。
属名の Aloe は、アラビア語の「alloeh(苦味のある)」からきている。葉に苦い汁液があることから名づけられた。
種小名の plicatilis は「折り畳まれた」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Aloe plicatilis


★木質のアロエはとても珍しい
 舞姫思わす姿やさしく

d0125765_10281247.jpg

花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル




花・ガーデニング
[PR]
by sikino-hana | 2014-01-30 10:31 | 冬の花 | Trackback | Comments(0)

スパティカルパ・サギティフォリア

d0125765_13175529.jpg

スパティカルパ・サギティフォリアはサトイモ科スパティカルパ属の多年草である。
原産地は南アメリカで、ブラジル、パラグアイ、アルゼンチンなどに分布する。
日本では温室用の観葉植物とされる。
草丈は30~60センチくらいである。
根際から生える葉は矢尻形で、明るい緑色をしている。
花序は肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)で、緑色の仏炎苞(サトイモ科の肉穂花序に見られる花序を被う大形の苞)と合着している。
属名の Spathicarpa はギリシャ語の「spathe(仏炎苞)+carpos(果実)」からきている。
種小名の sagittifolia は「やじり形の葉の」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Spathicarpa sagittifolia(syn. Spathicarpa hastifolia)


★葉と花の区別に戸惑う一瞬も
 また楽しいね目にする不思議

d0125765_13181164.jpg

花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル




花・ガーデニング
[PR]
by sikino-hana | 2014-01-28 13:19 | 観葉植物 | Trackback | Comments(0)

穂羊歯(ホシダ)

d0125765_1459165.jpg

穂羊歯(ホシダ)はヒメシダ科ヒメシダ属の常緑性多年草である。
本州の関東地方から沖縄にかけて分布し、山地の林の縁や道端などに生えるシダ植物である。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国南部、フィリピン、インドシナ半島などにも分布する。
根茎は長く這って伸びる。
葉の長さは40~80センチくらいになる。
葉は2回羽状に裂ける。
葉の先の頂羽片と言われる部分が細長く伸びる。
これを穂にたとえたのが名の由来である。
胞子嚢群は丸く、葉の裏面全体に列になってつく。
属名の Thelypteris はギリシャ語の「thylus(雌)+pteris(シダ)」からきている。
種小名の acuminata は「先が次第に尖った」という意味である。
写真は8月に国立科学博物館附属目黒自然教育園で撮った。
学名:Thelypteris acuminata


★雨にぬれ緑際立つその姿
 穂羊歯の先は垂れるがごとく

d0125765_14591611.jpg

花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル




花・ガーデニング
[PR]
by sikino-hana | 2014-01-26 15:00 | 観葉植物 | Trackback | Comments(0)

宝冠木(ホウカンボク)

d0125765_1249331.jpg

宝冠木(ホウカンボク)はマメ科ブロウネア属の常緑小高木である。
分類体系によってはジャケツイバラ科とされる。
ブロウネア属は中南アメリカに30種くらいが分布する。
属名の読み方は「ブラウネア」とするものもある。
本種の原産地はトリニダード・トバコ、ベネズエラ、ガイアナ、ブラジルである。
熱帯地方の各地で花木として植えられている。
学名のブロウネア・コッキネアで表示するものもある。
樹高は3~6メートルくらいである。
葉は偶数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は長い楕円形で、下に垂れる。
開花時期は周年である。
花は幹に直接つく幹生花である。
花の色は朱赤色で、石楠花(シャクナゲ)に似た感じでボール状に集まってぶら下がる。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
近縁種に大宝冠木(オオホウカンボク)がある。
属名の Brownea はアイルランドの植物学者「ブラウン(Patrick Browne, 1720-1790)さん」の名からきている。
種小名の coccinea は「赤い」という意味である。
写真は2月に新宿御苑で撮った。
学名:Brownea coccinea


★玉と咲く宝冠木は暗がりに
 溶け込むような朱の色をして

d0125765_12491846.jpg


花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル




花・ガーデニング
[PR]
by sikino-hana | 2014-01-25 12:52 | 四季咲きの花 | Trackback | Comments(0)

獅子葉谷渡り(シシバタニワタリ)

d0125765_12163679.jpg

獅子葉谷渡り(シシバタニワタリ)はウラボシ科エゾデンダ属の常緑多年草である。
エゾデンダ属は世界に160種くらいあり、日本にも7種分布する着生種である。
基本種は文目羊歯(アヤメシダ)といい、台湾や中国の南部からオーストラリアにかけて世界の熱帯・亜熱帯地方に広く分布する。
草丈は1メートルくらいである。
文目羊歯(アヤメシダ)の葉は披針形(笹の葉のような形)の単葉で、艶のある緑色をしている。
葉の質は硬く、一見すると大谷渡り(オオタニワタリ)に似ている。
胞子嚢群は点状で、葉の先のほうの裏面に散在する。
獅子葉谷渡り(シシバタニワタリ)はその園芸品種である。
特徴は、葉の先がとさか状に細かく分かれることである。
日本では鉢植えの観葉植物や花材として流通している。
属名の Polypodium はギリシャ語の「polys(多)+pous(足)」からきている。枝分かれした根茎がたくさんあることから名づけられた。
種小名の punctatum は「斑点のある」という意味である。
園芸品種名の Grandiceps は「大きな頭の」という意味である。
写真は1月に新宿御苑で撮った。
学名:Polypodium punctatum 'Grandiceps'(syn. Microsorum punctatum 'Grandiceps')


★羊歯の葉もいろんな変異があるようだ
 とても気になる獅子葉の由来

d0125765_12165879.jpg


花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル




花・ガーデニング
[PR]
by sikino-hana | 2014-01-23 12:18 | 観葉植物 | Trackback | Comments(0)

エピデンドルム・ケントラデニウム

d0125765_1345298.jpg

エピデンドルム・ケントラデニウムはラン科エピデンドルム属の多年草である。
エピデンドルム属はカトレアの近縁種で、中南アメリカに1000種くらい分布する着生種である。
属名の読み方は「エピデンドラム」とするものもある。
分類の仕方によってはオエルステデラ属(Oerstedella)とされることもある。
本種の原産地は中央アメリカである。
ニカラグア、コスタリカ、パナマに分布し、標高1300~1500メートルくらいの湿った森の樹上に生える。
種小名の読み方は「セントラデニウム」とするものもある。
草丈は20~50センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は冬から春である。
花径2センチくらいの花を3~5輪くらいつける。
花の色は濃いピンクである。
桜姫千鳥(サクラヒメチドリ)という流通名もあるようである。
属名の Epidendrum はギリシャ語の「epi(上) + dendron(木)」からきている。着生種であることを示すために名づけられた。
種小名の centradenium はギリシャ語の「centron(真ん中) + aden(大きい)」からきている。
写真は1月に新宿御苑で撮った。
学名:Epidendrum centradenium(syn. Oerstedella centradenia)


★この地区の蘭の分類難しい
 日本だけしか通じぬ名前も

d0125765_13455874.jpg


花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル




花・ガーデニング
[PR]
by sikino-hana | 2014-01-20 13:48 | 冬の花 | Trackback | Comments(0)

菱形蓬莱羊歯(ヒシガタホウライシダ)

d0125765_14214959.jpg

菱形蓬莱羊歯(ヒシガタホウライシダ)はホウライシダ科ホウライシダ属の常緑多年草である。
分類体系によってはイノモトソウ科とされる。
中南アメリカに分布し、熱帯雨林に生えるシダ植物である。
日本にも分布する孔雀羊歯(クジャクシダ)などと同じ仲間である。
草丈は30センチから100センチくらいである。
茎や葉軸は細くて硬い針金状で、黒褐色をしている。
葉は2~3回羽状複葉である。
小葉はやや厚手で艶があり、菱形をしている。
胞子嚢群は小葉の裏面の縁に並ぶ。
属名の Adiantum はギリシャ語の「a(無)+dianotos(濡れる)」からきている。雨を弾いて濡れない葉ということから名づけられた。
種小名の trapeziforme は「不等辺四辺形の」という意味である。
写真は1月に新宿御苑で撮った。
学名:Adiantum trapeziforme


★大形で葉っぱの形も変わってる
 羊歯と思えぬ姿だけれど

d0125765_14221363.jpg


花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル




花・ガーデニング
[PR]
by sikino-hana | 2014-01-17 14:26 | 観葉植物 | Trackback | Comments(0)

琉球豆蔦(リュウキュウマメヅタ)

d0125765_11232744.jpg

琉球豆蔦(リュウキュウマメヅタ)はウラボシ科マメヅタ属の常緑多年草である。
マメヅタ属は日本からインドにかけて10種くらいが分布する。
本種は奄美大島から沖縄にかけて分布し、山地の林の中や山道沿いで樹木や岩に茎を這わせて着生するシダ植物である。
海外では、台湾、中国南部などにも分布する。
分類上は豆蔦(マメヅタ)の変種とされている。
基本種に比べて大形で葉が細長いのが特徴である。
ただし、基本種と区別しない考え方もある。
栄養葉は楕円形で、互い違いに疎らに生える(互生)。
葉の質は肉厚で、水分を多く蓄えている。
胞子葉はへら形で細長く、やや立ち上がる。
胞子嚢群は中肋の両側につく。
栄養葉は長さが5センチくらい、胞子葉は長さが7センチくらいまで成長する。
属名の Lemmaphyllum はギリシャ語の「lemma(皮)+phyllon(葉)」からきている。葉が皮質で乾いていることから名づけられた。
種小名の microphyllum は「小さい葉の」という意味である。
変種名 obovatum は「倒卵形の」という意味である。
写真は5月に神戸市の六甲高山植物園の山野草展で撮った。
学名:Lemmaphyllum microphyllum var. obovatum

★シダだけど丸い葉っぱが面白く
 姿ぽってり愛嬌備え

d0125765_11275906.jpg

花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



花・ガーデニング


[PR]
by sikino-hana | 2014-01-12 11:30 | 観葉植物 | Trackback | Comments(0)

プロテア・キナロイデス

d0125765_18163499.jpg

プロテア・キナロイデスはヤマモガシ科プロテア属の常緑低木である。
プロテア属は、南アフリカを中心に115種くらいが分布する。
本種の原産地は南アフリカの西ケープ州である。
南アフリカ共和国の国花とされている。
英名はキングプロテア(king protea) である。
また、YListでは英名を踏襲したキングプロテアを標準和名としている。
日本では切り花やフラワーアレンジメントに利用されている。
樹高は1~2メートルである。
枝は硬く、赤色を帯びる。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質で分厚い。
葉には長い柄がある。
自生地での開花時期は5~6月くらいである。
木の先に球形の頭状花序(枝を介さずにたくさんの花がまとまって咲く)を出し、たくさんの花が集まった集合花をつける。
花序径は20~30センチくらいある。
花の色は白やピンクで、周りを総苞(花序全体を包む葉の変形したもの)が囲んでいる。
花の後にできる実は堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)である。
属名の Protea はギリシャ神話に登場する海神「プロテウス(Proteus) 」の名からきている。この属に幅広い変異のあることから自在に姿を変えるプロテウスにちなんで名づけられた。
種小名の cynaroides は「チョウセンアザミ属(Cynara)に似た」という意味である。
写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
下の写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Protea cynaroides

★咲く花と蕾を比べてみるだけで
 得心が行く変化の姿

d0125765_18172424.jpg

花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル





花・ガーデニング


[PR]
by sikino-hana | 2014-01-10 18:20 | 夏の花 | Trackback | Comments(0)

無人八手(ムニンヤツデ)

d0125765_17540624.jpg

無人八手(ムニンヤツデ)はウコギ科ヤツデ属の常緑低木である。
小笠原諸島の固有種である。
「八手」の由来は深く切れ込んだ葉の形からきており、「無人」は小笠原諸島を意味する江戸時代の呼称である。
環境省のレッドリスト(2012)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
樹高は2~5メートルくらいである。
葉は柄が長く手のひら状に5つから7つに裂け、枝先に集まって互い違いに生える(互生)。
葉の質は厚く、艶がある。
裂け方は近縁種の八手(ヤツデ)よりも浅く、裂片の幅も広い。
開花時期は11月である。
枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、白い5弁花をたくさんつける。
花は両性花で、1つの花が雄花から雌花へと変化していく。
花の後にできる実は楕円状球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、熟すと黒紫色になる。
属名の Fatsia は日本語の「八手(ハッシュ)」からきている。
種小名の oligocarpella は「少数の心皮の」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Fatsia oligocarpella

★島に咲く八手はどこが違うのか
 花も見たいが葉が面白く

d0125765_17553686.jpg

花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



花・ガーデニング


[PR]
by sikino-hana | 2014-01-09 18:01 | 秋の花 | Trackback | Comments(0)