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タバスコペッパー

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タバスコペッパー(tabasco pepper)はナス科トウガラシ属の多年草である。
原産地はメキシコである。
木立唐辛子(キダチトウガラシ)の仲間の1つである。
木立唐辛子(キダチトウガラシ)の原産地はアマゾン川流域の低地とされている。
現在では、熱帯から亜熱帯にかけた地域で広く栽培されている。
日本でも南西諸島や小笠原諸島で栽培されている。
沖縄にある島唐辛子(シマトウガラシ)もこの仲間である。
多年草だが、1年もすると茎は木質化を始める。
タバスコペッパーはその変種として位置づけられている。
本種をもとにマキルヘニー社によってタバスコソースが開発された。
また、本種は辛味が特に強く、ヨーロッパに持ち帰られて多数の栽培品種を生むもととなった品種だとされている。
草丈は1~2メートルである。
葉は幅の広い卵形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は8~10月くらいである。
花の色は黄緑色である。
花冠は5つに裂ける。
果実は5~7センチくらいの大きさで、やや丸みがある。
果肉が厚く多汁質であるので、乾燥用には不向きとされている。
実が赤くなりはじめたら収穫できる。
属名の Capsicum はギリシャ語の「kapsa(袋)」からきている。袋状の果実であることから名づけられた。
種小名の frutescens は「低木状の」という意味である。
変種名の tabasco はメキシコ南東部の「タバスコ州(Estado de Tabasco)」のことである。
写真は8月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Capsicum frutescens var. tabasco


★生の味どんななのかと想像し
 触ってみたよタバスコペッパー

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by sikino-hana | 2013-08-31 11:19 | 秋の花

スピラエア・アルバ・ラティフォリア

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スピラエア・アルバ・ラティフォリアはバラ科シモツケ属の落葉小低木である。
原産地は北アメリカである。
カナダのケベック州からアメリカ合衆国のジョージア州にかけて東海岸に分布する。
分類上はスピラエア・アルバの変種とされている。
基本種との違いは葉の幅が広いことである。
ただし、基本種と区別しない考え方もある。
一般名はホワイト・メドウスイート(white meadowsweet)という。
メドウスイートはシモツケの仲間のことである。
樹高は1~2メートルである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は7~9月である。
枝先に穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花を密につける。
花びらは5枚で、雄しべが長く突き出る。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Spiraea はギリシャ語の「speira(螺旋)」に由来する。果実が螺旋状になるものがあることから名づけられた。
種小名の alba は「白い」という意味である。
変種名の latifolia は「広葉の」という意味である。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Spiraea alba var. latifolia


★日本ではまだここでしか出合えない
 花を見つけて笑みのこほれて

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by sikino-hana | 2013-08-30 12:35 | 夏の花

ポットマジョラム

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ポットマジョラム(pot marjoram)はシソ科ハナハッカ属の多年草である。
原産地はギリシャ、トルコ、シリア、シシリー島などである。
花薄荷(ハナハッカ:Origanum vulgare)の近縁種である。
学名のオリガヌム・オニテスで表示するものもある。
草丈は30~60センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は6~9月くらいである。
茎先や葉の脇から円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、白い唇形の花をたくさんつける。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
観賞用とされるほか、ドライフラワーなどにも利用される。
また、茎や葉にはハッカに似た香りがあり、料理の香りづけやアロマオイルに利用される。
去痰、駆風などの薬効もある。
花言葉は「実質」である。
属名の Origanum は、ギリシャ語の「oros(山)+ganos(喜び)」からきている。
種小名の onites の由来はまだ調べられていない。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Origanum onites


★純白の花は手招く蝶や蜂
 ニンフ思わすポットマジョラム

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by sikino-hana | 2013-08-29 11:37 | 夏の花

ロシアンセージ

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ロシアンセージ(Russian sage)はシソ科ペロフスキア属の落葉小低木である。
原産地はパキスタン、アフガニスタン、イラン、コーカサス地方などである。
草丈は60~130センチくらいである。
枝や葉は灰白色を帯びている。
葉は羽状に深く切れ込み、向かい合って生える(対生)。
開花時期は7~10月である。
茎先に穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、青紫色をした唇形の花をつける。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックかになる。
サルビア類とは属が異なるが、一般名としてセージの名が用いられる。
ミントに似た香りがあり、ポプリに利用される。
属名の Perovskia はロシアの将軍で政治家の「ペロフスキ(V. A. Perovski, 1794-1857)」の名からきている。
種小名の atriplicifolia は「ハマアカザ属(Atriplex)のような葉の」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Perovskia atriplicifolia


★涼しげに灰白色を帯びて咲く
 ロシアンセージ夏を乗り越え

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by sikino-hana | 2013-08-28 13:04 | 夏の花

七島蝦蔓(シチトウエビヅル)

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七島蝦蔓(シチトウエビヅル)はブドウ科ブドウ属の蔓性落葉木本である。
蝦蔓(エビヅル)の地域変種で伊豆諸島に分布し、山地の林の縁などに生える。
巻きひげで他の木にからみつく。
基本種との違いは、葉が大型なことである。
葉は心形で、互い違いに生える(互生)。
葉は浅く3つに裂け、裂片の先は尖る。
縁には疎らに浅いぎざぎざ(鋸歯)がある。
裏面には赤褐色の綿毛が生える。
和名の由来は、葉の裏面の色を「エビ」にたとえたものである。
開花時期は6~8月である。
葉と向かい合って円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、黄緑色の小さな花をつける。
花びらは5枚で先がくっつき、開花すると落ちる。
雌雄異株である。
どちらも黄緑色で、雄花には雄しべが5本あり、雌花にも雄しべが5本と雌しべが1本ある。
花の後にできる実は球形の液果(水分を多く含み中に種が1つある)で、10月ころに黒く熟する。
甘酸っぱい味がして食べられる。
属名の Vitis はラテン語の「vitis(つる植物)」からきている。
種小名の ficifolia は「イチジク属(Ficus)のような葉の」という意味である。
変種名の izuinsularis は「伊豆諸島の」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Vitis ficifolia var. izuinsularis


★山葡萄思わすような大きな実
 見つけて頬の思わず緩み

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by sikino-hana | 2013-08-27 13:02 | 夏の花

初雪葛(ハツユキカズラ)

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初雪葛(ハツユキカズラ)はキョウチクトウ科テイカカズラ属の蔓性常緑低木である。
定家葛(テイカカズラ)の斑入り園芸品種である。
特徴は、新しく出た葉が白やピンクなど五色葉になることである。
匍匐性で、地面を這うように広がる。
古くから庭園用として使われてきたが、最近は鉢物やガーデニング用としても人気がある。
蔓の長さはは3~6メートルくらいになる。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
冬の紅葉、春の新緑など一年を通して楽しめる。
開花時期は5~9月である。
花を咲かせるのは稀である。
花の色は最初は純白で、終わりに近づくと黄色くなる。
スクリューのような形をしている合弁花で、5つに裂けている。
花のつけ根の筒には雄しべ5本と雌しべが入っている。
茎や葉を切ると出る白い乳液はステロイドを含み、有毒なので注意が必要である。
属名の Trachelospermum はギリシャ語の「trachelos(首)+sperma(種子)」からきている。種子がくびれていることから名づけられた。
種小名の asiaticum は「アジアの」という意味である。
写真は7月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Trachelospermum asiaticum 'Hatuyukikazura'


★派手やかに葉の色変えて変化する
 初雪葛地面を覆い

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by sikino-hana | 2013-08-26 11:05 | 観葉植物

蜀黍(モロコシ)

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蜀黍(モロコシ)はイネ科モロコシ属(ソルガム属)の一年草である。
原産地は熱帯アフリカである。
紀元前3000年には既にエジプトで栽培されていたという。
アジアでも紀元前より栽培され、日本へは室町時代に中国から渡来した。
中国名は高粱(コーリャン)という。
英名はソルガム(sorghum)である。
熱帯では主食として用いられるほか、酒類、菓子、ブドウ糖などの原料とされる。
日本では、南九州などで飼料作物として栽培されている。
草丈は1~3メートルくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で長い。
開花時期は8~10月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、たくさんの花をつける。
花の後にできる実はえい果(イネ科の果実で薄い木質の果皮が種子に密着している)である。
9~10月ころに熟する。
属名の Sorghum はラテン語の「sorgo(サトウモロコシ)」からきている。
種小名の bicolor は「2色の」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Sorghum bicolor


★蜀黍はいかなるものと調べれば
 これは驚き高粱の花

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by sikino-hana | 2013-08-25 11:30 | 秋の花

小笠原木麻黄(オガサワラモクマオ)

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小笠原木麻黄(オガサワラモクマオ)はイラクサ科カラムシ属の常緑低木である。
小笠原諸島の固有種である。
海岸の崖地や山地の岩場、沢沿いなどに生える。
樹高は1~2メートルである。
樹形は株立ち状となる。
葉は卵形でざらつく。
葉の先は尖り、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は3~4月である。
葉の脇に長さ20~30センチの穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を垂れ下げ、ピンクを帯びた白い小さな花をたくさんつける。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
8月ころに黒く熟す。
樹皮が強靭ではないので繊維材料としては利用されない。
属名の Boehmeria はドイツの植物学者「ボーマー(Georg Rudolf Boehmer, 1723-1803)さん」の名からきている。
種小名の boninensis は「無人島の(小笠原の)」という意味である。
写真は7月に小石川植物園で撮った。
学名:Boehmeria boninensis


★木本のイラクサなんてあるんだね
 モクマオの名の伝播はいかに

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by sikino-hana | 2013-08-24 13:10 | 春の花

枝垂れ槐(シダレエンジュ)

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枝垂れ槐(シダレエンジュ)はマメ科エンジュ属(クララ属)の落葉低木である。
原産地は中国である。
日本へは仏教と相前後して渡来したものと推定される。
中国では、古くから槐(エンジュ)は縁起のよい木とされている。
中でも変種の枝垂れ槐(シダレエンジュ)はその最高種とされ、庭木として珍重されてきた。
基本種は高木となるが、本種は低木である。
樹高は3~5メートルくらいである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互生(互い違いに生える)する。
小葉の形は卵形である。
開花時期は7~8月である。
枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)をつけ、淡いクリーム色をした蝶形の花を咲かせる。
また、10~11月には数珠状にくびれた豆果(莢の中に種子が入るもの)をつける。
花を乾かしたものは生薬で槐花(かいか)といい、煎じて止血薬にする。
属名の Styphnolobium はギリシャ語の「styphn(縛った)+lobos(片)」からきている。莢がところどころでくびれることから名づけられた。
種小名の japonicumは「日本の」という意味である。
変種名の pendulum は「下垂の」という意味である。
写真は8月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Styphnolobium japonicum var. pendulum(syn. Sophora japonica var. pendula)


★照り返る夏日に負けず花つける
 枝垂れ槐の優雅な姿

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by sikino-hana | 2013-08-23 11:43 | 夏の花

紅鹿の子草(ベニカノコソウ)

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紅鹿の子草(ベニカノコソウ)はオミナエシ科ベニカノコソウ属(ケントランツス属)の多年草である。
属名の読み方は「セントランサス属」とするものもある。
原産地は南ヨーロッパ、北アフリカ、西アジアなどである。
湿り気のある岩礫地などに生える。
英名はレッドバレリアン(red valerian)という。
草丈は60~100センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は6~8月である。
茎先に円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、紅紫色の小さな花をたくさんつける。
園芸品種には花の色が白いものもある。
花径は5ミリくらいで、花冠の先は5つに裂けている。
裂片の先は丸い。
花のつけ根の部分には距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)がある。
花にはよい香りがある。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
実には放射状に伸びた羽毛がある。
ポプリやドライフラワーとしても利用される。
属名の Centranthus はギリシャ語の「kentron(距)+anthos(花)」からきている。筒状の花冠のつけ根に長い距があることから名づけられた。
種小名の ruber は「赤い」という意味である。
写真は6月に山形市野草園で撮った。
学名:Centranthus ruber


★花びらの形は少し違うけど
 ムードはそのまま紅鹿の子草

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by sikino-hana | 2013-08-22 08:15 | 夏の花