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ニコチアナ・ラングスドルフィー

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ニコチアナ・ラングスドルフィーはナス科タバコ属の多年草である。
原産地はブラジル、アルゼンチン、パラグアイである。
園芸的には一年草として扱われる。
イギリスなどで観賞用に栽培されている。
草丈は70~120センチくらいである。
葉は幅の広い卵形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6から0月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄緑色をした3センチくらいの筒形の花をたくさんつける。
花の後にできる実は楕円形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
全草が有毒なので注意が必要である。
属名の Nicotiana はフランスの外交官「ジャン・ニコ(Jean Nicot, 1530-1600)さん」の名からきている。初めてタバコの種子をフランスにもたらしたことから名づけられた。
種小名の langsdorffii はロシアのリオデジャネイロ領事「ラングスドルフ(G. I. Langsdorf, 1800's)さんの」という意味である。1820年代にブラジル内部の地域の探検計画を立てた。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Nicotiana langsdorfii


★筒形の小さな花が可愛いよ
 咲いているかといぶかるほどだ
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by sikino-hana | 2013-07-27 10:43 | 夏の花

グロリオサ・スペルバ

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グロリオサ・スペルバはユリ科キツネユリ属(グロリオサ属)の多年草である。
分類体系によってはイヌサフラン科とされる。
グロリオサ属は1属1種である。
原産地はアフリカの西部で、半蔓性の球根植物である。
和名は百合車(ユリグルマ)といい、狐百合(キツネユリ)の別名がある。
草丈は100~150センチくらいである。
葉は幅の広い線形で大きい。
開花時期は6~9月くらいである。
1本の花茎に10輪くらいの花をつける。
花被片は6枚で、長さが10センチくらいある。
色は紅色で、つけ根の部分と縁に黄色の覆輪が入る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
全草に有毒アルカロイドのコルヒチンを含む。
属名の Gloriosa はラテン語の「gloriosus(見事な)」からきている。
種小名の superba は「気高い」という意味である。
写真は7月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Gloriosa superba


★色合いも花の姿も変わってる
 面白いよねアフリカの花

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by sikino-hana | 2013-07-26 11:24 | 夏の花

天狗鍬形(テングクワガタ)

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天狗鍬形(テングクワガタ)はゴマノハグサ科クワガタソウ属の多年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
北海道から本州の中部地方にかけて分布し、山地や亜高山の湿った草地や林の縁などに生える。
海外では、北半球の亜寒帯に広く分布する。
和名の由来は、長い雄しべを天狗の鼻にたとえたものである。
「鍬形」の名は、実につく萼を兜飾りの鍬形にたとえたものである。
別名を這い鍬形(ハイクワガタ)という。
草丈は10~20センチくらいである。
茎の下部は地を這って広がる。
葉は長さ7~15ミリくらいの楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には柄はなく、葉の先は丸い。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)はほとんどない。
上部の葉は互い違いに生える(互生)。
開花時期は6~8月である。
茎の上部に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径5~7ミリくらいの淡い青紫色の花を疎らにつける。
花冠は4つに裂けて皿形に開く。
下の1枚の裂片がやや小さく、色も薄い。
花冠の内側には濃い紫色の筋が入る。
萼片は4枚、雄しべは2本、雌しべは1本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Veronica は聖者ベロニカに捧げられた名である。
種小名の serpyllifolia は「イブキジャコウソウのような葉の」という意味である。
亜種名の humifusa は「地面に広がった」という意味である。
写真は6月に上高地で撮った。
学名:Veronica serpyllifolia subsp. humifusa


★縦縞の花の模様がチャーミング
 小さいけれど天狗鍬形

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by sikino-hana | 2013-07-25 10:51 | 夏の花

山鍬形(ヤマクワガタ)

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山鍬形(ヤマクワガタ)はゴマノハグサ科クワガタソウ属の多年草である。
日本固有種である。
本州の関東地方の北部から中部地方にかけて分布し、亜高山や高山のやや湿った林の中に生える。
草丈は5~15センチくらいである。
茎は根元で枝分かれし、地を這って横に広がる。
茎に開出(立ち上がるようにつくこと)毛が生える。
葉は長さ1~3センチくらいの卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には浅いぎざぎざ(鋸歯)がある。
近縁種の鍬形草(クワガタソウ)のほうが鋸歯は大きい。
葉の表面には毛が多い。
開花時期は6~8月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径は1センチくらいの淡い紅紫色の花を疎らにつける。
花冠は4つに裂けて皿形に開き、内側には濃い色の筋が入る。
萼片も4枚である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名の由来は、山に生える「鍬形草」という意味である。
「鍬形草」の由来は、さく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)につく萼を兜の鍬形に見立てたものである。
属名の Veronica は聖者ベロニカに捧げられた名である。
種小名の japonensis は「日本の」という意味である。
写真は6月に上高地で撮った。
学名:Veronica japonensis


★目に留まる花の姿にはっとして
 息を殺してレンズを向けて

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by sikino-hana | 2013-07-24 12:17 | 夏の花

細葉の菊葉鍬形(ホソバノキクバクワガタ)

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細葉の菊葉鍬形(ホソバノキクバクワガタ)はゴマノハグサ科クワガタソウ属(ルリトラノオ属)の多年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
北方領土を含む北海道に分布し、知床半島や南千島の高山に生える。
分類上は菊葉鍬形(キクバクワガタ)の品種の1つとされる。
基本種に比べて葉が細く切れ込み、花は色の濃い大輪である。
「鍬形」の由来は、実につく萼を兜飾りの鍬形にたとえたものである。
「菊葉」は文字通り「菊の葉」に似るという意味である。
草丈は10~20センチくらいである。
葉は卵形で羽状に深く切れ込み、向かい合って生える(対生)。
開花時期は6~8月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、濃い青紫色の花をたくさんつける。
花冠は深く4つに裂けて横に開き、皿のような形になる。
上部の裂片には縦に筋が入る。
2本の雄しべと1本の雌しべの花柱が花から突き出す。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Veronica は聖者ベロニカに捧げられた名である。
種小名の schmidtiana はドイツ人の植物学者でサハリンの研究をした「シュミット(Friedrich Schmidt, 1832-1908)さんの」という意味である。
品種名の lineariloba は「直線状の裂片のある」という意味である。
写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Veronica schmidtiana subsp. schmidtiana f. lineariloba(=Pseudolysimachion schmidtianum f. linearilobum)


★知床の山奥深く咲くという
 鍬形の花瑠璃も色濃く

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by sikino-hana | 2013-07-23 10:44 | 夏の花

ゴンゴラ・マクラタ

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ゴンゴラ・マクラタはラン科ゴンゴラ属の多年草である。
ゴンゴラ属は中南アメリカに25種くらい分布する着生種である。
本種の原産地はトリニダード島からペルーにかけてである。
草丈は80センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は6~7月である。
花茎の先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を下垂させ、黄白色の花をたくさんつける。
花径は4~5センチで、褐色の斑がたくさん入る。
花は短命で、次々と咲く。
属名の Gongora はヌエバ・グラナダ(コロンビアとエクアドル)の総督だった「ゴンゴラ(Antonio Caballero y Gongora, 1723-1796)さん」の名からきている。
種小名の maculata は「斑点のある」という意味である。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Gongora maculata


★きっかいな姿の花にぎょっとする
 不思議育む熱帯アメリカ

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by sikino-hana | 2013-07-22 12:05 | 夏の花

西洋金水引(セイヨウキンミズヒキ)

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西洋金水引(セイヨウキンミズヒキ)はバラ科キンミズヒキ属の多年草である。
原産地はヨーロッパである。
イギリスを含めて広く分布し、草地や荒れ地に生える。
英名はアグリモニー(agrimony)という。
全草にアプリコットのような甘い香りがある。
古代ギリシャの時代から薬草として利用されてきた。
打ち身や切り傷の薬となるほか、消化促進などの薬効もある。
草丈は40~60センチくらいである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は披針形(笹の葉のような形)で、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6~9月である。
枝先に細長い総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄色い小さな花をつける。
花弁は5枚、萼片も5枚である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Agrimonia はギリシャ語の「argemone(アザミゲシ属)」からきている。棘が多くて似ているためだが、転用する際に綴りを間違えたという。
種小名の eupatoria は「良き父」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Agrimonia eupatoria


★なるほどね金水引の仲間なの
 似ている花がヨーロッパにも

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by sikino-hana | 2013-07-21 13:05 | 夏の花

花石榴(ハナザクロ)

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石榴(ザクロ)はザクロ科ザクロ属の落葉小高木である。
原産地は地中海沿岸から西アジアにかけた地域である。
樹高は5メートルほどになる。
枝分かれが多く、棘がある。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉には艶がある。
開花時期は6~7月である。
5センチくらいの筒状をした六弁花をつける。
観賞用の品種で八重咲きのものを花石榴(ハナザクロ)と呼んでいる。
残念ながら実はならない。
属名の Punica はラテン語の「punicus(カルタゴの)」からきている。ザクロの産地と考えたものと思われる。
種小名の granatum は「粒状の」という意味である。
品種名の Pleniflora は「八重咲きの花の」という意味である。
写真は6月に野田市の清水公園で撮った。
紅白の絞りで五彩榴(ゴサイリュウ)という品種である。
学名:Punica granatum 'Pleniflora'


★紅白の絞りの色も鮮やかに
 花石榴咲く仇花なれど

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by sikino-hana | 2013-07-20 10:39 | 夏の花

蝦夷石楠花(エゾシャクナゲ)

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蝦夷石楠花(エゾシャクナゲ)はツツジ科ツツジ属の常緑低木である。
白山石楠花(ハクサンシャクナゲ)の変種で、北海道や東北地方などに分布する。
白山石楠花(ハクサンシャクナゲ)の別名とする文献もあるが、北大植物園では変種として扱っている。
白花石楠花(シロバナシャクナゲ)、裏毛白山石楠花(ウラゲハクサンシャクナゲ)の別名がある。
葉の裏に毛があるのが特徴である。
学名から判断するとバラ色をした変種ということだが、中には白花のものもあるということのようである。
白花石楠花(シロバナシャクナゲ)は白山石楠花(ハクサンシャクナゲ)の別名ともされているから複雑である。
樹高は30センチ~3メートルくらいである。
枝は太く円柱状をしている。
葉は細長い楕円形で、長さは5~15センチ、幅は2~5センチくらいである。
厚みがあって質も硬い。
表面は艶があるが、裏面には褐色の細かい毛が密生している。
葉の周りはぎざぎざのない全縁で、裏面に巻き込んでいるのが特徴である。
開花時期は6~7月である。
枝先に漏斗形をした花径3~4センチの紅色の花を5~20個集まってつける。
花びらの内側には黄緑色の斑点がある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の brachycarpum は「短い果実の」という意味である。
変種名の roseum は「バラ色の」という意味である。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Rhododendron brachycarpum var. roseum(=Rhododendron brachycarpum f. brachycarpum)


★薄っすらとピンクの色がよく似合う
 蝦夷石楠花は北国の花

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by sikino-hana | 2013-07-19 11:40 | 夏の花

黒臼子(クロウスゴ)

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黒臼子(クロウスゴ)はツツジ科スノキ属の落葉低木である。
北方領土を含む北海道から本州の中部地方にかけて分布し、亜高山や高山の林の中や湿原に生える。
海外では、カムチャツカ地方やサハリン、北アメリカの北部に分布する。
樹高は30~120センチくらいである。
葉は楕円形で、周りにぎざぎざの鋸歯はなく、互い違いに生える。
葉の裏面は白っぽい。
開花時期は6~7月である。
葉の脇に花径5ミリくらいの淡い緑色または淡い紅紫色の花を下向きにつける。
花冠は壺形をしている。
先が浅く5つに裂け、裂片の先は外側に反り返る。
花の後にできる実は直径8~10ミリの球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
黒紫色に熟し、甘酸っぱく美味しい。
和名の由来は、実の先が丸い形に少しへこんでいるのを臼にたとえたものである。
羅臼湖では実の採集が禁止されている。
ヒトが食べると、実の中の種子も持ち出してしまうことになるからである。
属名の Vaccinium はラテン語の「vaccinus(牝牛の)」からきているが、関係は不明だという。
変種名の ovalifolium は「卵円形の葉の」という意味である。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Vaccinium ovalifolium


★北の地でヒトと自然の共生を
 願い花咲く黒臼子かな

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by sikino-hana | 2013-07-18 12:48 | 夏の花