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磯馴葎(ソナレムグラ)

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磯馴葎(ソナレムグラ)はアカネ科フタバムグラ属の多年草である。
本州の千葉県から沖縄県にかけて分布し、海岸の岩場に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、フィリピン、インド、南太平洋などにも分布する。
「磯馴」は磯に生えることを意味し、「葎」は生い茂る雑草のことである。
草丈は5~20センチくらいである。
茎は枝分かれをし、地を這って広がる。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉は多肉質で艶がある。
開花時期は7~9月くらいだが、沖縄ではほぼ周年開花をする。
茎先に花径4ミリくらいの白い小さな花をつける。
花冠は筒状で先が4つに裂ける。
花冠の真ん中は白い毛で覆われている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Hedyotis はギリシャ語の「hedys(甘い)+otos(耳)」からきている。
種小名の strigulosa は「硬く尖り、ざらざらした面の」という意味である。
種小名の parvifolia は「小さな葉の」という意味である。
写真は5月に沖縄本島の辺戸岬で撮った。
学名:Hedyotis strigulosa var. parvifolia


★撮った花ヒント見つけて解き明かす
 旅の後にはそんな楽しみ
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by sikino-hana | 2013-05-31 13:27 | 夏の花

浜払子(ハマボッス)

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浜払子(ハマボッス)はサクラソウ科オカトラノオ属の越年草である。
北海道から沖縄にかけて分布し、海岸の岩場や礫地、砂浜などに生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、フィリピン、太平洋諸島などにも分布する。
「払子」というのは僧侶の用いる仏具のことで、花の様子をたとえたものである。
草丈は10~40センチくらいである。
全草に毛は生えていない。
茎は根元で枝分かれをし、さらに上部で枝分かれをする。
茎は赤味を帯びることが多い。
葉は倒卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は分厚く、表面には艶がある。
開花時期は4~6月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径1センチくらいの白い花をつける。
花冠は5つに深く裂け、横に開く。
雄しべは5本で短く、真ん中に雌しべが1本ある。
実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、赤茶色に熟する。
属名の Lysimachia はマケドニア王「リュシマコス(Lysimachus)」の名からきている。
種小名の mauritiana は「モーリシャス島の」という意味である。
写真は5月に沖縄本島の辺戸岬で撮った。
学名:Lysimachia mauritiana


★ぼってりと厚い葉っぱに手を触れて
 生きる力の強さを感じ
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by sikino-hana | 2013-05-30 13:41 | 夏の花

釣鐘葛(ツリガネカズラ)

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釣鐘葛(ツリガネカズラ)はノウゼンカズラ科ツリガネカズラ属の常緑蔓性低木である。
原産地は北アメリカの南部である。
枝は10メートルくらい伸びる。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える。
開花時期は4~6月である。
葉の脇に橙赤色をした釣鐘状の花を数輪ずつつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花の色や香りがカレーに近いので、カレーバインという流通名もある。
属名の Bignonia はフランスの聖職者でルイ14世の司書だった「ビニョン(Jean-Paul Bignon, 1662-1743)さん」の名からきている。
種小名の capreolata は「巻鬚のある」という意味である。
写真は5月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Bignonia capreolata


★ぶら下がる釣鐘葛を写そうと
 近づきみれば微かな香り
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by sikino-hana | 2013-05-29 16:30 | 夏の花

クレマチス・モンタナ

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クレマチス・モンタナはキンポウゲ科センニンソウ属の蔓性木本(多年草)である。
中国南西部(雲南省・四川省・湖北省)からヒマラヤにかけて分布し、標高2000~3000メートルの高山に生える。
蔓性で他の樹木などをよじ登り、丈は5~10メートルになる。
開花時期は4~5月くらいである。
花径は3~5センチくらいである。
花の色は白ないし淡い桃色で、よい香りがする。
ただし、花弁のように見えるのは萼片である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
この花から多くの園芸品種が生まれており、モンタナ系と呼ばれる。
属名の Clematis はギリシャ語の「clema(若枝)」の縮小形である。長い柔らかい枝でよじ登ることから名づけられた。
種小名の montana は「山地に生える」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Clematis montana


★愛らしい色で小さくチャーミング
 モンタナの花香り仄かに

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by sikino-hana | 2013-05-25 04:58 | 春の花

紅紫壇(ベニシタン)

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紅紫壇(ベニシタン)はバラ科シャリントウ属(コトネアステル属)の常緑低木である。
属名の読み方は「コトネアスター属」とするものもある。
シャリントウのほうは漢字では「車輪桃」と書き、属名の総称として用いられている。
本種の原産地は中国である。
日本へは昭和時代の初期に渡来した。
樹高は1メートルくらいである。
枝は横に広がる。
葉は幅の広い卵形で。互い違いに生える(互生)。
葉には艶がある。
開花時期は5~6月である。
枝に沿って淡い紅色の花をつける。
花の後にできる実は球形のナシ状果で、秋に赤く熟する。
別名を矮鶏車輪桃(チャボシャリントウ)という。
コトネアスターの名でも流通している。
属名の Cotoneaster はラテン語の「cotoneum(マルメロ)+aster(似て非なるもの)」からきている。
種小名の horizontalis は「水平の」という意味である。
花の写真は5月に川口市立グリーンセンターで撮った。
実の写真は11月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Cotoneaster horizontalis


★枝沿いに恥らうように紅い花
 びっしりつけてコトネアスター
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by sikino-hana | 2013-05-23 11:51 | 夏の花

ベロニカ・プロストラタ

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ベロニカ・プロストラタはゴマノハグサ科クワガタソウ属の多年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
原産地はヨーロッパで、草地に生える。
草丈は10~20センチくらいである。
茎は地を這って広がる。
葉は細長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には軟らかい毛が密に生える。
開花時期は5~6月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、青紫色の花をつける。
花冠は4つに裂けて皿形に開く。
萼片は4枚、雄しべは2本、雌しべは1本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Veronica は聖者ベロニカに捧げられた名である。
種小名の prostrata は「匍匐性の」という意味である。
写真は5月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Veronica prostrata


★欧州の平原に咲く鍬形は
 地を這いながら花を咲かせて
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by sikino-hana | 2013-05-22 08:37 | 春の花

アネモネ・ラヌンクロイデス

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アネモネ・ラヌンクロイデスはキンポウゲ科イチリンソウ属の多年草である。
原産地はヨーロッパである。
中央部や地中海沿岸部に分布し、林の中や川岸に生える。
英名はイエローウッドアネモネ(yellow wood anemone)である。
ウッドアネモネは分布域の重なるアネモネ・ネモロサ(Anemone nemorosa)の一般名である。
流通名は黄花一華(キバナイチゲ)という。
草丈は5~15センチくらいである。
根際から生える葉には長い柄があり、3つから5つに浅く裂ける。
茎につく葉は3枚が輪のようになって生える(輪生)。
葉は細かく羽状に裂ける。
開花時期は3~5月である。
茎先に花径2センチくらいの黄色い花をつける。
花弁のように見えるのは萼片で、5~8枚くらいある。
葯(雄しべの花粉を入れる袋)の色も黄色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Anemone はギリシャ語の「anemos(風)」からきている。
種小名の ranunculoides は「Ranunculus(キンポウゲ属)に似た」という意味である。
写真は4月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Anemone ranunculoides


★もう少し綺麗な花も撮りたいが
 価値はあるよねこれはこれでも
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by sikino-hana | 2013-05-21 09:46 | 春の花

蔓花形(ツルハナガタ)

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蔓花形(ツルハナガタ)はサクラソウ科トチナイソウ属(アンドロサケ属)の多年草である。
属名の読み方は「アンドロサセ」とするものもある。
アンドロサケ属は主に北半球の山岳地帯に自生し、100種類くらいあるという。
日本にも栃内草(トチナイソウ)などが分布するので、属名の和名を「トチナイソウ属」という。
本種の原産地はヒマラヤである。
シッキム地方からカシミール地方にかけて分布し、標高2800~4000メートルの山の斜面などに生える。
英名はロックジャスミン(rock jasmine)である。
草丈は10~20センチくらいである。
茎は地面を這って伸びる。
葉は楕円形で、ロゼット状となる。
葉にはわずかに毛が生える。
日本での開花時期は4~5月である。
自生地では7~8月に咲く。
茎先に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、花径は1センチに満たない小さなピンクの花をつける。
花冠は5枚に分かれて真ん中は黄色い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
チベットでは全草を薬用とし、炎症に効く。
属名の Androsace はギリシャ語の「andros(雄)+sakos(楯)」からきている。
種小名の sarmentosa は「蔓性の」という意味である。
写真は5月に六甲高山植物園で撮った。
学名:Androsace sarmentosa


★びっしりとピンクの花をつけて咲く
 蔓花形は乙女の色香
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by sikino-hana | 2013-05-20 13:08 | 春の花

牛の毛草(ウシノケグサ)

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牛の毛草(ウシノケグサ)はイネ科ウシノケグサ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、山地や高山の岩場に生える。
海外では、北半球の亜寒帯から温帯にかけて広く分布するが、変異が多い。
草丈は20センチから40センチくらいである。
根茎は短く、匍匐茎がない。
多数の稈が叢生する。
葉は針形で2つ折りに畳まる。
毛は生えていない。
開花時期は6月から8月くらいである。
茎先に数個の小さな花をつけた緑白色の小穂をつける。
花の後にできる実はえい果(イネ科の果実で薄い木質の果皮が種子に密着している)である。
和名の由来は葉の様子を牛の毛にたとえたものである。
属名の Festuca はある種のイネ科植物に対する古代ラテン名からきている。
種小名の ovina は「羊の好む」という意味である。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Festuca ovina


★面白い名前の草があるものと
 楽しみながら葉を確かめて
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by sikino-hana | 2013-05-19 10:26 | 夏の花

深山霧島(ミヤマキリシマ)

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深山霧島(ミヤマキリシマ)はツツジ科ツツジ属の常緑小低木である。
九州の山地にのみ自生し、瓦礫地に群落を形成する。
雲仙、阿蘇、九重、霧島などには大群落がある。
長崎県、鹿児島県では県花にもなっている。
樹高は10~100センチくらいである。
葉は長さが1~2センチの長い楕円形で、互い違いに生える(互生)が、枝先に集まってつくので輪生しているように見える。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉には毛が生えている。
開花時期は4~6月である。
枝先に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、紅紫色や桃色の小さな花を2~3輪つける。
花径は2~3センチである。
花冠は漏斗状で先が5つに裂け、横に開く。
上部の裂片り内側には細かい斑の入るものと入らないものがある。
萼片は5枚である。
雄しべは5本、雌しべは1本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の kiusianum は「九州の」という意味である。
写真は5月に埼玉県立花と緑の振興センターで撮った。
学名:Rhododendron kiusianum


★霊峰に咲くが似合いの花姿
 深山霧島真っ赤に燃えて
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by sikino-hana | 2013-05-18 09:54 | 春の花