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コーラルニンフ

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コーラルニンフ(Coral Nymph)はシソ科アキギリ属の多年草である。
紅花サルビア(ベニバナサルビア)の園芸品種である。
園芸的には一年草として扱われる。
基本種の花の色は紅色だが、本種の色はアプリコット色である。
基本種の原産地はメキシコである。
草丈は50~100センチくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5~10月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径3センチくらいでサーモンピンクの唇形をした花をつける。
花序の長さは15~25センチくらいある。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
属名の Salvia はラテン語の「salvare(治療)」からきている。薬用になるものが多いことから名づけられた。
種小名の coccinea は「赤い」という意味である。
品種名の Coral Nymph は「珊瑚色のニンフ」という意味である。
写真は8月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Salvia coccinea 'Coral Nymph'


★ネーミング勝っているかなこの花は
 きれいに見えるコーラルニンフ
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by sikino-hana | 2012-09-30 11:13 | 秋の花 | Trackback | Comments(0)

藪苧麻(ヤブマオ)

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藪苧麻(ヤブマオ)はイラクサ科カラムシ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、空き地や道端などに普通に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国にも分布する。
草丈は100~120センチくらいになる。
茎は枝分かれをせず直立する。
葉は向かい合って生える(対生)。
長さは10~15センチくらいで幅の広い卵形ないし卵状の楕円形である。
やや厚くざらざらし、縁のぎざぎざ(鋸歯)は鋭い。
葉の先は尾状に尖り、裏面には短毛が生える。
開花時期は7~10月である。
雌雄同株である。
葉の脇から穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、白いブラシのような小さな花をびっしりとつける。
雄花序は茎の先につく。
雌花は茎の中間につく。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Boehmeria は18世紀のドイツの植物学者「ボーマー(G. R. Boehmer)さん」の名からきている。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
変種 longispica は「小穂の長い」という意味である。
写真は7月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Boehmeria japonica var. longispica(=Boehmeria longispica)


★長い穂をぐにょりとつけて藪苧麻は
 ぐんぐん伸びる雑草の王
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by sikino-hana | 2012-09-29 14:01 | 秋の花 | Trackback | Comments(0)

三角藺(サンカクイ)

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三角藺(サンカクイ)はカヤツリグサ科ホタルイ属の多年草である。
北海道から沖縄にかけて分布し、水辺や湿地に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、ウスリー地方、インドネシア、インド、ヨーロッパなどに広く分布する。
草丈は50~120センチくらいになる。
茎の断面は三角形をしていて、それが名の由来でもある。
葉はさや状をしている。
開花時期は7~10月である。
茎の先近くに褐色の花穂をつける。
花の後にできる実は小堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)である。
属名の Scirpus はイグサかそれに似た植物のラテン名を転用したものである。
種小名の triqueter は「三角柱の」という意味である。
写真は9月につくば植物園で撮った。
学名:Scirpus triqueter(=Schoenoplectus triqueter)


★地味だけど味はあるよと三角藺
 花つけ揺れる祭りのように
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by sikino-hana | 2012-09-28 11:29 | 秋の花 | Trackback | Comments(0)

オーデコロンミント

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オーデコロンミント(eau de cologne mint)はシソ科ハッカ属の多年草である。
原産地はヨーロッパである。
メンタ・アクアティカ(Mentha aquatica)とスペアミント(Mentha spicata)の自然交雑種とされる。
草丈は60~80センチくらいである。
全草が紫がかり、茎は特に濃い色になる。
葉は円形ないし卵形で大きく、向かい合って生える(対生)。
葉は柑橘系のよい香りがする。
開花時期は7~9月である。
茎先や葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、藤色の花をたくさんつける。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
別名をベルガモットミント(bergamot mint)ともいう。
ハーブバスやポプリに利用される。
属名の Mentha はギリシャ神話に登場するニンフ「メンテ(Menthe)」の名からきている。
種小名の piperita は「コショウ属のような」という意味である。
品種名の citrata は「レモンのような」という意味である。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Mentha x piperita f. citrata


★かぐわしさ何にたとえんこの花は
 ベルガモットの香り爽やか
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by sikino-hana | 2012-09-27 14:12 | 秋の花 | Trackback | Comments(0)

深山七竈(ミヤマナナカマド)

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深山七竈(ミヤマナナカマド)はバラ科ナナカマド属の落葉低木である。
北方領土を含む北海道から本州の中部地方にかけて分布し、亜高山や高山に生える。
海外では、朝鮮半島、サハリン、カムチャツカなどにも分布する。
分類上は、高嶺七竈(タカネナナカマド)の変種とされている。
樹高は1~2メートルである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の数は7~9枚くらいである。
小葉の形は披針形で先が尖り、縁にはつけ根までぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉には艶がある。
開花時期は6~7月である。
複数の散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、白い花をつける。
花の後にできる実は偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)で、秋に赤く熟する。
花も実も垂れ下がらないのが特徴である。
属名の Sorbus はこの属の植物の古いラテン名からきている。
種小名の sambucifolia は「ニワトコ属(Sambucus)のような葉の」という意味である。
変種名の pseudogracilis は「細長いような」という意味である。
写真は9月に帯広市の真鍋庭園で撮った。
学名:Sorbus sambucifolia var. pseudogracilis


★背は低く葉っぱの艶が個性的
 深山に合わせ姿を変えて
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by sikino-hana | 2012-09-26 15:24 | 秋の花 | Trackback | Comments(0)

夜顔(ヨルガオ)

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夜顔(ヨルガオ)はヒルガオ科サツマイモ属の蔓性常緑多年草である。
サツマイモ属(Ipomoea)に分類されることもある。
原産地は熱帯アメリカである。
日本へは明治時代の初期に渡来し、観賞用に栽培されている。
園芸的には一年草として扱われる。
茎は蔓性で長く伸び、3~6メートルくらいになる。
蔓には棘があり、触ると痛い。
葉は円心形で、時に3つに浅く裂ける。
長い柄があり、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7~9月である。
夕方に花径10センチくらいの白花を開き、朝にはしぼむ。
よい香りがする。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
通称は「夕顔」だが、植物学上の夕顔(ユウガオ:Lagenaria siceraria var. hispida)はウリ科に別に存在する。
こちらは瓢(フクベ)の別名があり、干瓢の原料とされる。
源氏物語に登場する「夕顔」もウリ科のほうである。
本種の別名は夜開草(ヤカイソウ)である。
英名はムーンフラワー(Moonflower)である。
花が紅紫色のものもあり、紅花夜顔(ベニバナヨルガオ)と呼ばれる。
属名の Ipomoea はギリシャ語の「ips(芋虫)+homoios(似た)」からきている。物に絡みついて這い登る性質からから名づけられた。
種小名の alba は「白い」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Ipomoea alba


★夜会終えほっと一息夜顔は
 素顔を見せる雨に濡れつつ
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by sikino-hana | 2012-09-25 10:29 | 夏の花 | Trackback | Comments(0)

里芋(サトイモ)

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里芋(サトイモ)はサトイモ科サトイモ属の多年草である。
原産地はインドの東部やマレー半島だと考えられている。
現在では、熱帯・亜熱帯地域で広く栽培されている。
英名はタロ(taro)である。
そこからタロ芋(タロイモ)とも呼ばれる。
日本へは稲作よりも早く縄文時代に渡来したと考えられている。
日本で栽培されているのは耐寒性のある品種群である。
品種改良を繰り返した結果、花はあまり咲かない。
里芋(サトイモ)の名は山地に自生する山芋(ヤマイモ)に対してつけられたものである。
塊茎を食用とするほか、葉柄も芋茎(ズイキ)といって食用にされる。
属名の Colocasia はギリシャ語の「colon(食物)+casein(装飾)」からきている。食用にも飾りにもなるということから名づけられた。
種小名の esculenta は「食用になる」という意味である。
写真は9月に市川市万葉植物園で撮った。
学名:Colocasia esculenta


★独特の葉っぱの形面白い
 里芋畑車窓に続き
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by sikino-hana | 2012-09-24 13:11 | 秋の花 | Trackback | Comments(0)

蔓紫(ツルムラサキ)

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蔓紫(ツルムラサキ)はツルムラサキ科ツルムラサキ属の蔓性多年草である。
園芸上は越年草として扱われる。
原産地は熱帯アジアである。
中国の南部や東南アジアで栽培され、中華料理の原料として利用されている。
日本でも観賞用や食用として栽培されている。
草丈は100~200センチくらいである。
葉は幅の広い卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は分厚く、紅紫色を帯びる。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は7~10月くらいである。
葉の脇に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、淡い紅色を帯びた白い花をつける。
花弁はなく、5枚の萼片もあまり開かない。
雄しべは5本である。
花の後にできる実は球形の液果(水分が多く柔らかい果皮をもつ果実)で、濃い紫色に熟する。
日本でも「インドのほうれん草」や中国名の落葵(ラオコエイ)の呼称で新野菜として注目されている。
果汁はかつて紫の染料やインクとして利用された。
属名の Basella はインドのマラバー地方での現地名からきている。
種小名の rubra は「赤色の」という意味である。
写真は9月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Basella rubra


★地味だけど何やら不思議な花つける
 蔓紫に興味深々
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by sikino-hana | 2012-09-23 13:57 | 秋の花 | Trackback | Comments(0)

北斗(ホクト)

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薄荷(ハッカ)はシソ科ハッカ属の多年草である。
北斗(ホクト)はその栽培品種である。
草丈は20~40センチくらいである。
茎は直立し、断面は四角形である。
茎や葉、萼には軟毛が生える。
葉は幅の狭い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖っており、縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
また、葉の裏には腺点(蜜を出す孔)がある。
開花時期は8~10月である。
上部の葉の脇に白い唇形をした花を穂状につける。
花冠は4つに裂け、雄しべ4本が外側に突き出る。
萼片は5枚で、裂片の先は鋭く尖る。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
かつて北海道の北見地方は世界的なハッカの産地であった。
往時には世界の生産量の7割を占め、「ハッカ御殿」が建てられた。
そこで栽培された品種が「北斗」である。
メントールの含有量が多く、葉からは薬用の油分がとれる。
属名の Mentha はギリシャ神話に登場するニンフ「メンテ(Menthe)」の名からきている。
種小名の arvensis は「原野に生える」という意味である。
変種名の piperascens は「コショウ属のような」という意味である。
写真は9月につくば植物園で撮った。
学名:Mentha arvensis var. piperascens 'Hokuto'


★この花が北見北斗と呼ばれしか
 じっと見つめる往時を偲び
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by sikino-hana | 2012-09-22 12:58 | 秋の花 | Trackback | Comments(0)

ゼフィランテス・グランディフローラ

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ゼフィランテス・グランディフローラはヒガンバナ科ゼフィランテス属の多年草である。
属名の読み方は「ゼフィランサス」とするものもある。
異名をゼフィランテス・カリナタ(Zephyranthes carinata)という。
原産地は西インド諸島やメキシコである。
日本へは弘化2年(1845年)に渡来した。
和名はサフラン擬き(サフランモドキ)という。
渡来したころにサフランと誤認されたことからきた名だという。
草丈は20~30センチくらいである。
根際から生える葉は扁平な線形で艶がある。
葉は緑色だが、つけ根の部分は紅色を帯びる。
開花時期は8~10月くらいである。
茎先に花径6センチくらいの鮮やかな紅色をした漏斗状の花を1輪ずつつける。
花被片は普通は6枚で平らに開く。
雄しべは6本で葯(雄しべの花粉を入れる袋)は黄色い。
花の寿命は3日くらいだが、次々と咲く。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Zephyranthes はギリシャ語の「zephyros(西風)+anthos(花)」からきている。西インド諸島が原産地であることから名づけられた。
種小名の grandiflora は「大きな花の」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Zephyranthes grandiflora


★つけられた名前は少し可哀相
 間違えられてサフラン擬き
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by sikino-hana | 2012-09-21 09:01 | 秋の花 | Trackback | Comments(0)