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カランコエ

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カランコエはベンケイソウ科リュウキュウベンケイ属の多年草である。
原産地はマダガスカル島である。
葉は多肉質で、花の赤も鮮やかである。
カランコエの仲間は種類が多いが、普通カランコエといえば、紅弁慶(ベニベンケイ:Kalanchoe blossfeldiana)の改良種をさす。
日本へは昭和6年に渡来した。
草丈は20センチくらいである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には丸いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の質は肉厚で、明るい緑色をしている。
本来の開花時期は3~5月だが、今では一年中出回っている。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、小さな花をたくさんつける。
花弁は4枚である。
花の色は紅色、ピンク、黄色、オレンジなど多彩である。
属名の Kalanchoe は、中国名の「加籃菜」の音に由来するという説がある。
種小名の blossfeldiana は「(品種改良をした)ブロスフェルト商会の」という意味である。
写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Kalanchoe blossfeldiana


★賑やかな色に溢れてカランコエ
 下に隠れる葉は分厚くて
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by sikino-hana | 2011-01-25 08:56 | 四季咲きの花 | Trackback | Comments(0)

プリムラ・マラコイデス

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プリムラ・マラコイデスはサクラソウ科サクラソウ属の多年草である。
原産地は中国の雲南省四川省で、山地に生える。
20世紀前半にイギリスを中心に品種改良が行われた。
和名を乙女桜(オトメザクラ)という。
また、別名を化粧桜(ケショウザクラ)ともいう。
夏に弱いので園芸的には一年草扱いをされる。
草丈は30センチから40センチくらいである。
葉は細長い卵形ないし楕円状の卵形で、根際から生える。
表面は細かな毛に覆われ、裏面は白粉を帯びる。
開花時期12月から4月である。
花茎に輪状になった小花が、段をなしながら咲く。
花の色は赤、桃色、白などである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Primula はラテン語の「primos(最初)」縮小形である。プリムラ・ベリスが早春に他に花に先駆けて咲くことから名づけられた。
種小名の malacoides は「軟質の」という意味である。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Primula malacoides


★段をなし次から次と咲き上る
 マラコイデスはポピュラーな花
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by sikino-hana | 2011-01-24 02:36 | 春の花 | Trackback | Comments(0)

金花茶(キンカチャ)

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金花茶(キンカチャ)はツバキ科ツバキ属の常緑低木である。
中国広西省南部のベトナムに近い地方に分布し、熱帯雨林の中に生える。
中国では「茶」は「椿」を意味する。
発見されたのは1965年のことである。
中国の天然記念物にも指定され、国外への持ち出しは禁止されてきた。
日本へ渡来したのは1980年である。
樹高は2メートルから5メートルである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉は長さが10センチから15センチと大きく、表面に光沢がある。
開花時期は11月から3月である。
鮮やかな黄色い花を咲かせる。
一重咲きの中輪である。
花径は4センチから6センチで、花弁数は6枚から8枚である。
雄しべを包み込むように咲く。
花には芳香がある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
英名はゴールデンカメリア(golden camellia)である。
黄花を咲かせる椿の原種になっている。
中国では、糖尿病治療にも使われているという。
属名の Camellia はイエズス会の宣教師「カメル(G. J. Kamell)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。
種小名の chrysantha は「黄色の花の」という意味である。
写真は1月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Camellia chrysantha


★香りよく黄も鮮やかな金花茶は
 春の喜び伝えるように
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by sikino-hana | 2011-01-21 06:08 | 冬の花 | Trackback | Comments(0)

西洋雲間草(セイヨウクモマグサ)

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西洋雲間草(セイヨウクモマグサ)はユキノシタ科ユキノシタ属の常緑多年草である。
原産地は北ヨーロッパである。
別名を洋種雲間草(ヨウシュクモマグサ)ともいう。
また、園芸店では単に雲間草(クモマグサ)としても出回っているが、これは日本に自生する雲間草(クモマグサ: Saxifraga merkii var. idsuroei)とは別のものである。
和名の由来は、高い山の雲の間に生えている草でヨーロッパ産というところからきている。
英名はアイリッシュサキシフラガ(Irish saxifrage)である。
草丈は10センチから15センチくらいである。
茎が地面を這うように伸びる。
根際から生える葉はくさび状で柄があり、葉身は3つに裂け、さらに両端の裂片は2つに裂ける。
形状には変異がある。
開花時期は1月から4月くらいである。
茎先に花径15ミリから30ミリの5弁花を咲かせる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花の色は赤、ピンク、白などがある。
属名の Saxifraga はラテン語の「saxum(石)+frangere(砕く)」からきている。この属のある植物が尿の結石を溶かす作用があると考えられたことから名づけられた。
種小名の rosacea は「バラのような」という意味である。
写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Saxifraga rosacea


★少しだけ花茎立ててほんわかと
 雲間草咲く春はあけぼ
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by sikino-hana | 2011-01-20 09:35 | 冬の花 | Trackback | Comments(0)

レモン・ポンデローザ

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レモン・ポンデローザはミカン科ミカン属の常緑低木である。
レモンの栽培品種で、大実レモン(オオミレモン)とも呼ばれる。
樹高は3~4メートルである。
幹や枝には棘がある。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は周年である。
花は葉の脇につき、白い5弁花である。
よい香りがする。
実は直径が15センチほどもある柑果(多心皮性の液果)で、普通のレモンの5倍くらいある。
ただし、味は大味である。
英名はアメリカンワンダーレモン(American wonder lemon)である。
属名の Citrus はレモンに対する古い呼び名である。
種小名の limon はイタリア名で「limosus(湿地帯に生える)」からきている。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Citrus limon 'Ponderosa'


★えっこれがレモンなのかと驚きつ
 姿かたちをレンズにとらえ
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by sikino-hana | 2011-01-19 10:09 | 果物・野菜 | Trackback | Comments(0)

大紅団扇(オオベニウチワ)

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大紅団扇(オオベニウチワ)はサトイモ科ベニウチワ属の常緑多年草である。
原産地は南アメリカのコロンビアからエクアドルにかけた一帯である。
日本へは明治時代の中期には渡来していた。
属名のアンスリウムでも流通している。
草丈は70センチから80センチくらいである。
根際から生える葉には長い柄がある。
葉は艶のある緑色の卵形で、つけ根の部分は矢じり形になっている。
その形からサトイモの仲間であることがわかる。
開花時期は周年である。
仏炎苞(棒状の花を包み込む苞を仏像の背景にある炎形の飾りに見立てたもの)は艶があり、赤いハート形をしている。
本当の花は中心の棒状の部分である。
肉穂花序といい、花軸が多肉化して花が表面に密生している。
多くの園芸品種があり、仏炎苞の色も白やピンクなど多彩である。
鉢物やフラワーアレンジメントなどでよく使われ、人気がある。
属名の Anthrium はギリシャ語の「anthos(花)+oura(尾)」からきている。肉穂花序が尾のように見えることから名づけられた。
種小名の andraeanum は人名に由来する言葉である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名 Anthurium andraeanum


★鮮やかな深紅の色に誘われて
 手を差し伸べる大紅団扇
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by sikino-hana | 2011-01-18 09:36 | 観葉植物 | Trackback | Comments(0)

シクラメン

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シクラメンはサクラソウ科シクラメン属の多年草である。
原産地は地中海沿岸地方、西アジアである。
ヨーロッパで品種改良が進められた。
日本へは明治時代の末期に渡来した。
現在では、鉢植え植物のトップクラスに成長している。
また、寒さに強く屋外に植えられる品種も開発され、ガーデンシクラメンとして普及している。
草丈は10センチから40センチくらいである。
根際から生える葉には長い柄があり、心臓形ないし円形である。
葉の表面には斑が入り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は10月から4月くらいである。
花は茎先に1輪ずつ咲く。
花の色は、赤、白、紫色、ピンクなどのものがあり、クリーム色のものも作出されている。
花冠は5つに裂ける。
萼片は5枚である。
雄しべは花冠のつけ根の部分に合着していて短い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
園芸品種では、グラデーションのかかるものや多弁咲きのものなどが開発されている。
和名は篝火花(カガリビバナ)という。
反り返る花びらの様子などから名づけられたものであろう。
命名者は牧野富太郎博士である。
別名を豚の饅頭(ブタノマンジュウ)という。
これは英名のsow bread(雌豚のパン)を訳してつけられた名である。
英名は球根が豚の餌になることから名づけられたものである。
どちらも現在ではほとんど使われることがない。
俳句の季語は春である。
属名の Cyclamen はギリシャ語の「cyklos(円)」からきている。球形に近い球根の形からつけられた名である。
種小名の persicum は「ペルシャの」という意味である。
写真は12月に板橋区立熱帯環境植物館で撮った。
品種名はビクトリアとモンブランである。
学名:Cyclamen persicum


★シクラメン花びら一つ君の背に
 狂おしいほど強く抱き締め
☆燃え盛る想いよ届け君のもと
 篝火花は可憐に咲いて
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by sikino-hana | 2011-01-17 06:48 | 冬の花 | Trackback | Comments(0)

クリサンセマム・ムルチコーレ

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クリサンセマム・ムルチコーレはキク科コレオステフス属の一年草である。
原産地はアルジェリアである。
日本へは昭和30年代に渡来した。
草丈は15センチから20センチくらいである。
よく枝分かれをしてマット状に広がる。
葉はへら形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には鈍いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の質はやや肉質で艶がある。
開花時期は3月から6月である。
茎先に黄色いくっきりした花(頭花)を咲かせる。
周りにつく舌状花弁も真ん中の筒状花も黄色い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
なお、クリサンセマムというのはキク属の総称であるが、このムルチコーレやノースポールなどが特にクリサンセマムの名で呼ばれてきた。
属名の読み方は「クリサンテムム」とするものもある。
ただし、ムルチコーレは現在では他の属(コレオステフス属)に分類が変わっている。
属名の Coleostephus はギリシャ語の「koleos(鞘)+stephanos(冠)」からきている。冠毛の形から名づけられたものである。
写真は2月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Coleostephus myconis (=Chrysanthmum multicaule)


★燦然と春を知らせて咲き競う
 ムルチコーレは乙女のごとく
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by sikino-hana | 2011-01-16 09:59 | 春の花 | Trackback | Comments(0)

ストック

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ストック(stock)はアブラナ科アラセイトウ属の一年草である。
ガーデンストック (garden stock)ともいう。
原産地は南ヨーロッパである。
ストックというのは茎のことで、これは茎が太く丈夫で真っ直ぐに伸びることからつけられた花の名前である。
栽培の歴史は古く、古代ギリシャ人やローマ人は薬草として栽培していた。
日本へは江戸時代に渡来したとされている。
園芸用に生産され始めたのは大正以降のことである。
庭植え、鉢植え切り花などに利用されている。
和名は紫羅欄花(アラセイトウ)という。
妙な名前だが、葉が厚くて毛に覆われており、ラセイタという布(ポルトガル語で羅紗に似た地の厚い毛織物)に似ていることから転訛したという。
種をまく時期によって開花期は異なるが、一般には春の花とされている。
俳句の季語も春である。
草丈は20センチから80センチくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は10月から3月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、赤、白、ピンク、紫色などの花をつける。
八重咲きと一重咲き(4弁花)とがあり、日本では八重咲きが好まれている。
花には強い香りがある。
花の後にできる実は角果(雌しべの中にある仕切りを残して左右の殻がはがれるもの)だが、八重咲きのものには生殖能力はない。
ブロッコリーカリフラワーと同じアブラナ科なので食べることもできる。
属名の Matthiola はイタリアの植物学者「マッティオリさん(P. A. Mattioli)」の名にちなむ。
種小名の incana は「灰白色の柔らかい毛で覆われた」という意味である。
写真は3月に京都府立植物園で撮った。
品種名は上がホワイトアイアン、下がキスミーチェリーである。
学名:Mathiola incana


★すくすくと天をめざして八重に咲く
 ストックの花香りにあふれ
☆鈴なりの香りも高いストックに
 誘われては春も訪れ
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by sikino-hana | 2011-01-15 05:17 | 春の花 | Trackback | Comments(0)

カランコエ・ラウヒー

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カランコエ・ラウヒーはベンケイソウ科リュウキュウベンケイ属(カランコエ属)の常緑多年草である。
原産地は、中央アフリカからマダガスカル島である。
カランコエには園芸品種が多いが、本種は原種である。
草丈は40センチから80センチくらいである。
葉は披針形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には鋸状の粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の質は革質で分厚く、艶がある。
開花時期は12月から3月である。
伸ばした花茎の先に散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、朱赤色をした鐘形の花を下垂して咲かせる。
花冠の先は4つに裂ける。
流通名を幸来花(コウライカ)という。
属名の Kalanchoe は、中国名の「加籃菜」の音に由来するという説がある。
種小名の rauhii はマダガスカルの植物の研究者であるドイツ人の「ラウーさん(W. Rauh)の」という意味である。
ハイデルベルク大学附属植物園の園長だった人である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Kalanchoe rauhii


★うな垂れて明かり灯して密やかに
 咲くを眺める南国の花
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by sikino-hana | 2011-01-14 10:44 | 冬の花 | Trackback | Comments(0)